December 05, 2009

ハインツ&カンパニーさんに聞いてみた【カリプソのこと5】



'10.01.01画像追加

このところFM放送が聴けるようになった喜びから、チューナーを繋いでいるプリメインアンプVA80SEの出番が続いておりました。とは言うものの頭の片隅では...オーディオ雑誌にあった「真空管アンプは(健康維持のため)3日に一度は通電させたい」てな一文が小さくグルグル。2日経ち3日経ち...だんだん心配になってきたのもあって、3日振りにカリプソくんの電源ON。

そんなカリプソくん(C.R. Developments Kalypso)、3日もお休みすると音を出し始めて半日?は、なんだかシャキッとしない音が続くように聴こえます。朝に電源を入れて、少しして音出しすると「こんなんだっけ?」と少々残念な感じの音。深く考えずに仕事を続けて、その日の夜ぐらいに不意に「あれ?」ってマウスとキーボードを操作する手が止まる瞬間が訪れます。突然、耳...意識がSP側に引っ張られるんです。

カリプソくんがじっくり暖まって本来の元気が出てきたのか?夜になって周囲の環境が静かになり相対的に音の鮮度が上がったように感じるのか?良く分からないけど、とにかくこんなふうに音が気持ちよくなる現象を体験することが度々あります。...このへん、雑誌記事からの刷り込みやブラシーボの影響も大いにありそうですが...とにかく変わる時がある。

気をよくしてそのまま耳を傾けていると、先日MC-2をバイワイヤ接続したのも、なんだか効いているようにも...。今いる自分の部屋の空気と、再生されている演奏の場の空気の割合?が以前よりも再生側の空気量(空気感)が増えたように感じられて、しばし聴き入ってしまいました。

と、こんな風な幸せ感を運んでくれるオーディオ装置達(もちそんその前に音楽&ミュージシャンありきですけど)は、一部を除き年式古めの中古品ばかり。特にデリケートな扱いが必要な真空管アンプのカリプソくんは今後も長きに渡って気持ちよく愛用してゆけるだろうか?なんて心配が同時にチラリ。

翌日の今日、ふと思い立って元の輸入元であるハインツ&カンパニー(Heinz&Company)さんにカリプソくんの現在の待遇について電話問い合わせしてみました。

ちなみに、ハインツ&カンパニーさんのHPにはC.R.デベロップメンツ...現在CR エレクトロニック デザイン製品の扱いはありませんが、これは新製品が無いためで、CRから新製品のアナウンスがあればHP上にCRコーナーの再登場があり、ハインツさんとCRとの関係は今も続いているという説明でした。

さて、'09.12月現在ハインツ&カンパニーさんのHPでは修理不能機種になっているカリプソくんの運命やいかに...あれこれ質問して得られた回答を以下に...

・製造終了後8年を経過しトランス等純正専用パーツの供給が無いためオーバーホールはNG
・健康状態を診る点検はOK(基本点検料4200円〜)
・点検で不具合が見つかり修理可能であれば相談のうえ対応OK(別途メンテ代)
・CRのパーツは共通パーツがあるので部分的な修理なら可能な場合もある
・ということで修理等まったく受け付けないことはないそうです(ほっ)
・オプション設定されていた真空管保護用のボンネットは絶版
・メーカー純正の真空管は供給OK(真空管1本5000〜6000円ほど+交換工賃10000円)
・真空管のみの販売はしないので真空管交換=アンプ本体をハインツさんに送ることになる
・カリプソはセルフバイアスだそう
・ご自分で真空管交換は自己責任で
・修理費/点検費/送料の支払いは基本的に代引き(振り込みも可)

CR製品のありがちなトラブルは何かありますか?には

・持病的なものは特に無くトラブルの少ない製品である
・挙げるとすれば真空管の球切れ
 多くの場合電源ONの扱いミス等説明書の注意書きに添わない使用法で起きている

とのこと。で、で、うちのカリプソくんは、無再生時にボリュームを少し上げてSPに耳を近づけるとツイーター、ウーハーそれぞれから小さく「ジー」って聴こえるんですが、これは大丈夫?には「ある程度仕方がない」そうでした。

【カリプソのこと1】にも書きましたが取り説にあった厳重注意点をもう一度ここに

真空管についての警告
<!>電源を切ってから5分以内に再度電源を入れない
<!>真空管は高熱を発しているので使用中に手を近づけない
<!>電源ONの前にターミナルの緩みやショートの有無を必ず確認
<!>スピーカーを接続せずに「絶対に」電源をONにしないこと


これを守らないとトラブルの原因になるようです。

以上、未熟者なワタクシの電話問い合わせ結果なので、聞き間違いや記憶違いがあるかもしれませんのでご注意ください。丁寧に対応いただいたハインツ&カンパニーの担当者さんに感謝です。

過去の【カリプソのこと】一覧-------------------

いつかは真空管アンプ C.R. Developments Kalypso【カリプソのこと1】
KalypsoとAuraとSuper ZeroとCD3と【カリプソのこと2】
カリプソ 内部拝見とSP端子増締め【カリプソのこと3】
雨だから【カリプソのこと4】



【カリプソのこと】一括表示はこちら

...このブログ(リンクログ)のカテゴリー表示は各カテゴリーそれぞれに幾つ記事があろうと、(何故か)最後の4〜5件しか表示しないため、遡って閲覧するのに不便です。なので記事が5件以上あるオーディオ記事の場合、一覧のリンクを最後に用意することにしました。

Posted by renaissa at 19:31:30 | from category: AUDIO C.R.D KALYPSO(カリプソ) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

chanch:

>無再生時にボリュームを少し上げてSPに耳を近づけるとツイーター、ウーハーそれぞれから小さく「ジー」って聴こえるんですが、これは大丈夫?には「ある程度仕方がない」そうでした。

ってことは「ハム音」ですかね。
コレは仕方ないと思います。トランスレスの5球スーパー(ラジオ)なんかものすごいですから(w
※比べる対象がアレですね。

真空管はどのような構成ですか?
とりあえずの球であれば秋葉やら、通販やら海外やらで入手可能なものも多いですよ?

ロシアだ中国だの製品になっちまうかも知れませんけど、、、
(20年前にはメキシコ製なんてものもありましたね、、RCAの)
(December 05, 2009 20:59:50)

renaissa:

chanchさん
> トランスレスの5球スーパー(ラジオ)なんかものすごいですから(w

うはは。実家の真空管ラジオとかがそうなのかな?けっこうすごいです(^^)

ハム音って「ぶ〜ん」かな?って思っていましたけど「ジー」もあるのかな。
相変わらず良く分かってないんです(^^;ゞ

な〜んかハム拾ってるよりアンプ自体のノイズっぽい...うーん自信ありません(汗)
トランジスタアンプのVA80SEからは、この手のノイズは出ていないんですよ。

真空管は出力管がEL84×4本で他その前が12AX7×3本に12AU7×2本になっています。

このへんの現物を見たくて先日アキバ行きを狙ったのですがサブクラフトさんの話が面白くて
先送りになってしまったのでした(^^; 通販ですとギターアンプ屋さんが狙い目みたいですね。

ヴィンテージ管は買えないし、拘りもないので
ストックするなら普通にロシア管になりそうです。
それならハインツさんの値段の数分の一ですし(^_^)

メキシコ製!単純に欲しい(笑)
(December 05, 2009 22:47:44)

ペタ・ナ:

>'10.01.01画像追加
 マメですね(笑)

「ぶーん」「じー」音
どんなアンプも大きさの程度はあれど出るはずですよ。

 トロイダルトランスのアンプは結構大きくでやすいようです(設計によりけりですが)
 特にインバーター(蛍光灯とか)パソコンを付けていると
「ぶーん」という音を拾い易い?ようです
音も悪くなるみたいですし。
電気の影響を受け易い?とか聞いた事があります。
 うちのユニコもパソコンつけると音の鮮度ががくっと落ちます。
CDPとAMPは違うコンセントから電気をとってます。
↑詳しくないので勘違いがあるかもしれません
(January 26, 2010 22:10:43)

renaissa:

ペタ・ナさん
やっぱ画像がないと寂しいので(^^)

トランス唸りやノイズのミニ知識ありがとうございます。
なるほど、そのうちパソコンや蛍光灯オフで聴いてみよう。
言われてみればパソコンは必ずオンになっていますわ。

プリ管3種類を差し替えて遊んでいたのですが、オリジナルの球から
他の2種に換えると、明らかにノイズが増え&ノイズの音量も上がるんですよ...。
これに難儀しています。

> CDPとAMPは違うコンセントから電気を

これ聞きますね。
うちですとこれができないんですよ。
タップ一つ増やして別取りしたいです。
(January 27, 2010 00:39:08)
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