November 22, 2007

今回のオーディオタイム【07AUDIOその他】


このところバタバタしていてオーディオ弄りの気力出ず、BGMメインで音楽の聴き流しが続いている。でもでも実家に着いた晩ぐらいはオーディオを弄らずとも、せめて音楽に没頭...のつもりなのに、どうしても、どうしてもビールを飲んでしまい、今回も完敗...連戦連敗。今回は絶対いけると思ったんだけどなぁ...寒さに目を覚ますと夜中の2時だった。

翌朝、仕事の前にCD1枚、は、お気に入りに遠藤賢司「満足できるかな」...いい!良すぎる!良すぎて目頭が熱くなる。今年の春、ルネッサ2号で向かった志賀高原ツーリングの行程が脳内に浮かんでは消える。不思議と清里の直線道路を淡々と走ったリズムに呼応する。レコード盤欲しいな、コレ。

さぁ机を出して仕事開始...仕事中とは言え、オーディオを目の前にしてCDばかり垂れ流しも寂しいから、気分転換にレコード再生。今回は懐メロって感じ。まずはP-MODELの1st「IN A MODEL ROOM」をピックアップ。初回限定(照笑)のピンクビニール盤だ。これをトランスクリプターに乗せ...おーきれい。'79年発表だから28年前?すごい昔に感じるが、音を出せば気分(だけ)は当時にトリップ。音とともに脳内に織り込まれた当時のあれこれ記憶が再び紡ぎ出されて照れくさいやら懐かしいやら。このレコード、発売当時お金がなくて、しかし何とかして手に入れたい...何をトチ狂ったか?何故か妹にP-MODELの素晴らしさを力説し「買わせた」のだ...タイムカプセルだなぁ。



お次はヒカシューの1st「ヒカシュー」これなんてレコード買って少し聴いて以来、全然聴いてなかったんじゃなかろうか?やけに新鮮。だが、変わらぬ巻上公一。次に巻上公一ソロ作「民族の祭典」へ...とその横に刺さっていたゲルニカの1st「改造への躍動」に手が伸びた。時代はやや進んで専門学校時代、これはよく聴いた。オーディオシステムで改めて聴き直すと昔の真空管ラジオから聞こえてくるような、意図的にノイジーな音作りをしていて、微妙に変。これはラジカセで聴いた方が良い感じ。と3枚聴いてCDBGMに戻った。

が、せっかくなので?CDも最初は懐メロ?つぼイノリオのベスト盤「あっ超〜!×つボイノリオ」「金太の大冒険」他放送禁止作が続く歴史的名盤に間違いはないのだが、こんな素晴らしくふざけた音をオーディオで聴いてしまってハイエンド様?に失礼じゃないか?なんて自戒の念もなんのその、すっかり聴き入ってしまった。特に「名古屋はええよ!やっとかめ」は個人的にトップクラスにランキングされる?ほど好き&素晴らしい傑作。オークションで落としたCDPにはリモコンが付属せず、本体にはそのボタンも無く、リピートできないのが残念だった。

で、これを書きながらBGMに名古屋はええよ...と思ったらこないだ持ち込んだCD全部、実家に忘れてきちゃったことに気付いた...聴けない...すごく寂しい...仕方なく?王様の「王様の恩返し」を聴いている。これも素晴らしい作品、次回持って行こう。