August 29, 2008

1号 キャブレター調整覚え書き その1【キャブPS調整】


みかんさんがコメントくださった文章を、わけわからんちんのワタクシ用にさらに分かりやすく?少々手を入れさせていただきました(みかんさん、ありがとうございました&すいません)。

今度晴れたら、これをプリントアウトして、まずはパイロットスクリュー調整に出動です。

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キャブセッティング濃いor薄い?
適正よりも少しだけ濃いか薄いかの時は分かりやすいのですが、
大幅にどちらかに偏ってしまっている場合(すごく濃いときとすごく薄いとき)は、
症状が似ているため判別が付きにくい場合があります。

さて、見分け方はいくつかありますが、代表的なものを。

走行中、ボコボコするアクセル開度あたりのアクセル操作を...
●いつもよりすばやく開けます。
 スムーズに走れれば濃い可能性があります。
 エンジンがストールすれば薄い可能性があります。

●ゆっくり絞り気味に開けます。
 スムーズに走れれば薄い可能性があります。

ここで”可能性”と表現したのは絶対ではないからです。
しかし、ある程度の目安は付くと思います。

ガレージでもお話ししたことですが、チョークを使用したり、
エア・クリーナーの開口部をいじっても同様の状況は作れます。

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プラグの件
中央部の碍子ではなく、ネジ山の先端部がすこしすすけているように見えますが?

ここがすすけるのはパイロトジェットの調整範囲の部分である可能性が高いです。
パイロットジェットを変更しなくてもまずはパイロットスクリュー調整から
始めてみてはどうですか?

●パイロットスクリュー調整
 締める=燃料が薄くなる 緩める=濃くなる

●パイロットスクリュー調整時の注意点
 調整位置管理は”戻し”で行うこと。
 必ず一度軽く締めこんだところから希望位置まで戻すようにします。
 増締め/増戻し調整はNG!

(注)
ミクニキャブ=パイロットジェット
ケイヒンキャブ=スロージェット 2つは同じ物

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キャブの件
ご存知のように4DNのキャブは水平に付いています。
そのためジェットニードルを取り付けたときに重力で先端が
垂れないように黒色のワッシャーが付いています。
これが小さな穴に入って正常に作動するようになっていますが、
キチンと組めていますか?

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今日、とりあえず1号のパイロットスクリューをチェックしました。戻し量はサービスマニュアル通り1回転半でした。蓋になっている小さなゴムの脱着はラジオペンチがよさそう。細いドライバーは用意済み。楽しみだぁー!