solo touring

1号 かかとグリップと人間ステダン【０８ルネイロイロ】

このところ1号で周遊を走る機会が続いて、いくつか気付いたことがあって覚え書き。

ギャップにはかかとグリップが効果的：
減速帯や路面の繋ぎ目段差(ギャップ)通過に弱い1号。具体的な症状は

・F全体がステムを中心に左右にブレる

ギャップが大きいほど、そして通過速度が大きいほどブレが激しくなり、Fが弾かれたように激しくブレてハンドルを持っていられなくなるほど。路面の継ぎ目ならブルブルッ！と一瞬のブレで済むが(それでも十分恐ろしい...)、減速帯ではギャップが続くのでFのブレが止まらなくなり心臓が飛び出そうになります。減速とともに落ち着くのが救いと言えば救い。もちろんそれ以後はブレ始める速度以下で通過することになります。

ちなみにノーマル2号では同条件(同じギャップ、同じ速度)で、これほど顕著なブレは出ず、それなりに平和に通過できちゃいます。

今の1号の仕様で何かできないか？ということで、このところ試してみたのは、ライダーがギャップ通過時に剛性の一部になれないか？ってこと(んなバカな？)。とにかく、ライディング中に出来ることで思いつくのは「ニーグリップ」や「くるぶし(かかと)グリップ」の二つ。

最近のライディング状況？ではニーグリップ多用は忙しい加重移動的にあまり好ましくなくなってきたので「かかとグリップ」をダメもとで試してみました。一応いままでも要所要所で自分なりに、かかとグリップを使っているものの、もっと意識的な使い方ということで。

いつものルート中にあるいくつかのギャップポイントそれぞれの通過時に、目一杯両足かかとに力を入れて車体...スイングアームピポッドあたりを「ギュッ！！」と挟んでみました。

すると、路面の繋ぎ目ギャップ通過ではFの暴れがかなり納まった！これにはビックリ。なので、ギャップの手前で以前ほどアクセルを戻さず通過できるようになって嬉しい。そして周遊のシマシマ減速帯でも、納まりはしないものの、けっこう落ち着くことが判明。ここも以前より開け気味で通過OKとなって嬉しいぞっと。

自分としては珍しく効果的な方法が見つかって、ちょっと良い気分なのでした。

人間ステアリングダンパー：
これはまだちょっぴりしか試してないのですが...。

考え方としては上記のかかとグリップで、ライダーも剛性の一部に成り得る？ような感じなので、他に何かできないかな？と考えました。

そう言えば、ハンドルのブレ対策として、ステアリングダンパーなるものが付いているSSやレーサーがあります。どんな状況でSSやレーサー達にハンドルのブレが出るのかわかりませんが、暴れを抑えるって点で1号と共通か？1号にステアリングダンパー付けてみる？...うーん、幼稚な発想？

ところがステアリングダンパーは遠い昔にレーシーなカッコに憧れて一度1号に導入経験がありまして...が、実際装着したら、自分のライディング状況ではネガな部分しかなくて、即取り外してしまったマイナス面で思い出深いパーツ。

本物は使いたくないけど、ならば人間...自分がステアリングダンパーになってみてはどうだろう？そんなことできるのか？とにかく試してみましょう、と。

今回はシマシマ減速帯通過時に、かかとグリップと同時に、ブレない方向にハンドルに力を入れてみました。普段はいかにハンドルに余計な入力をしないか気遣っているところに、今度は入力しようって言うんですからドキドキでした。とんでもない挙動が出ませんように、なんて。

恐る恐る直線区間限定で1〜2度試した感じでは、(かかとグリップと併用で/入力の加減が微妙ですが)結構効果的かも？と、ややポジティブな印象だったのが意外でした(笑)　次回周遊を走った時、忘れなかったら引き続き試してみるつもりです。

Fタイヤサイドのスリップサインはホントに寿命のサイン：
Fタイヤ右サイドのスリップサインが出ました。左はサインが出るまで0.5mmほどでしょうか。これと時を同じくして、長い旋回中にFが考えるラインよりアウトに出るような感じが伝わってくるようになりました。上手い人は、ここからテクニックでなんとかしてしまうようですが、ワタクシは...。

今、満タンで約2000円が飛んでいきます。タイヤ(BT45)一本交換で1万円ほど。周遊往復1回100kmで満タンで2.5回ほど走れます。タイヤ1万円割ることの2000円＝満タン5回。5回×周遊2.5往復＝12.5回...周遊往復をを我慢して、うーん、うーん...こんな計算おかしいよね...いつも悩ましいこの関係。

わ:

renaissa:

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