solo touring

November 27, 2007

2号お使いついでに紅葉散歩【０７ルネイロイロ】

お使いに2号を出す。放置しているわけでもないのに始動時チョークを引かないとエンジンが掛からない。チョークをいっぱいに引き、アクセルをほんのちょっと開けておいてセルボタンをオン。掛かったらチョークを戻しアクセルを少し開けて暖気。1号はチョーク不要、ほんのちょっとアクセルを開けておくだけで掛かる。どちらが正しいのか？どちらも正しいのか？どちらも正しくないのか？

暖気して出発。カチカチカチ...タペット音が大きくなってきた。タペット調整に挑戦してみようかな。いつか...。郵便局から銀行までを遠回りしていつもの気分転換コースに入る。谷沿いを走る日影がちなルートはほとんど濡れておらず、ほっ。谷間の紅葉が意外にキレイなので思わず記念写真。に熱中しちゃって次女のお迎えに遅れそうになった。銀行はパス...いかんいかん。

2号でトコトコ、5速3000～4000間の加減速が気持ちいいなぁ、ホント好きだ。このままトコトコ飽きるまで走り続けるツーリングに行ってしまいたい。

次女をお迎えしたあと、母子が畑に出たので、その間、銀行へ。その帰りに最寄りのコンビニに寄り道。店内を歩いていたら店員さんに突然声を掛けられた。「奥多摩の帰りですか？」えええ？？？「いや今日は近所のお使いです」「たまに来られますよね？」...周遊帰りやちょい乗りついでによく立ち寄るコンビニだからオレンジルネッサを覚えていたのだろう。店員さんも午前中仕事前に都民の森まで一往復することが少なくないそうだ。バイクはNSR。！！そう言えばこのコンビニによく停まっていたあれか？

最近の路面状況情報交換など数分立ち話してお別れした。来年、周遊で会えるかな？周遊を訪れる楽しみがまた一つ増えた。

走行：17,413km

23:56:32 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

November 26, 2007

R-2コレクションが一つ増えた　ポッカ缶コーヒー【０７Ｒ２】

R-2仲間のカバさんから荷物が届いた。荷物が届くのは連絡もらっていたが、ハテ中身はなんだろう？知らされないまま、お楽しみに、って事だった。恐る恐る箱を開けてビックリ！！中にはお父さんが嬉しい物、お母さんが嬉しい物、子ども達が嬉しい物...みんなそれぞれ嬉しい物が詰まっておりました(嬉泣)

で、ワタクシお父さん用には↓画像のR-2が描かれたポッカの缶コーヒー。これって、ちょうど昨晩、junjiさんとこのBBSで司さんが「知ってます？」って教えてくれた物そのものだった。そしてその翌日に現物が手元に...何というタイミング...ホントにビックリ。と言うことでまたR-2関連グッズが増えてしまいました。ニコニコ。

ちなみにこの缶コーヒーには「第40回東京モーターショー記念・往年の名車シリーズll」とあって、今年9月上旬に数量限定で販売されたものだそうだ。司さんに教えてもらうまで全く知らなかった(汗)

脈絡無く平凡パンチ'69年8月10日号のR-2試乗記事と記念写真

カバさん、司さん、ありがと～。

20:46:39 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

November 25, 2007

府中市郷土の森博物館野鍛冶実演見学【０７日常】

長女と、同じクラスのお友達2人を引率して府中まで鍛冶屋さん実演見学に行ってきた。野外授業、と言うのだろうか？地元の駅でお友達を預かりホームへ行くと同じクラスの親子が二組いた。現地までの道にイマイチ自信なかったから連れがいれば心強い。内心ほっ。一緒に電車に乗りこみ分倍河原を目指した。

今日は暖かくてお出掛け日和。ガラガラの電車の中で娘達はすっかり遠足気分で楽しそう。高尾あたりで車窓から20号甲州街道を見るとすでに大渋滞。引率が決まったとき、一瞬R-2で行っちゃう？なんて邪心に心動いたが、やめてよかった。

目的地、府中市郷土の森博物館までは分倍河原駅から徒歩20分ほど。女の子6人が二組に分かれ手を繋ぎ、あ～きのゆ～うひ～に～♪を延々輪唱しながら歩く姿は、可愛いったらありゃしない。山暮らしでは3人手を繋ぎ横に広がって真っ直ぐ歩くことなんてできやしないから、開放感もことさらだろう。

博物館に着くと駅からバスを使った親子達がすでにいて、クラスのみんなと合流。全員揃うまで久しぶりにお会いするお父さんお母さん達と立ち話。12時に入館し、無料休憩所でまず昼食。子ども達に混じり一緒におにぎりをほおばる。ちょっかいを出してくる男の子。ついつい同じレベルでちょっかい返し？をしたくなるのをぐっと堪えて...って適度に相手したりして楽しくね。

食後いよいよ鍛冶屋さんの実演見学タイム。小さな作業スペースを取り囲むように陣取り、あとからやって来た現役鍛冶屋さんの一挙手一投足を、つぶらな瞳達が見つめる。鍛冶屋さんの作業はもちろん興味深いが、それを見つめる子ども達の目、表情が素晴らしくて、面白くて。自分自身初めて目の前で見た、鍛冶屋さんの作業...ふいごで火力を強め、真っ赤に焼けた鋼を叩き、徐々に形にしてゆく、少しずつ少しずつ...とても地道なものだった。赤く燃える炭にふいごから空気が送られると一気に火力が高まり、炭からたくさんの火の粉が舞い上がる。その舞い上がる様子がまるで生きているようで美しかった、見とれちゃった。

職人2人掛かりで1日に包丁1本。包丁の値段はいったいいくらになるのだろう？...実演時間は1時間半超、ダレることなくお行儀良く熱心に見学していた子ども達に関心。えらかったね。

実演終了後鍛冶屋のおじいさん(75歳)にいくつか質問。「ふいごを使ったり、鉄を打つ作業を人力に頼っていたのは俺のオヤジの時代まで、今はこんなことやってないよ。」ただキモの部分は機械化とはいかず職人の感頼りだそうだ。「後継者？今どき鍛冶屋は食えないからいないね、俺でおしまい。」と笑ってた。サバサバしたものだ。作業場を離れる鍛冶屋のおじさんは、まるで別人のようにヨボヨボだった。槌を打つ時はシャキッとして素晴らしい瞬発力を見せていたから、そのギャップに驚いた。

...75歳でバイクを操る俺。降りるとヨボヨボ、なんてことになるのかな？想像して笑ってしまった。

次は手伝いをしていた学芸員のおじさんに、今日の鍛冶屋さんに後継者がいないそうだが、失礼ながら、亡くなられたら、この実演もおしまい？と質問。ちょっと寂しげに、諦めたような笑い顔で「そうですね。」と返ってきた。出来上がったばかりの包丁(竹細工のカゴを作るのに使う包丁だそう)の原形を触らせてもらう。まだほんのりと熱が残っていて、今の季節、暖かくて気持ちよかったな。これから研いで焼き入れしてまた研いで仕上げ...この作業もまた大変なんだそうだ。

ちなみに今日見学した鍛冶屋さんは「野鍛冶」といって、クワやカマ等農具専門の鍛冶屋さんで、刀鍛冶とはまた別とのこと...完全に混同してました。

今日の野外授業はこの実演終了をもっておしまい、現地解散。同じ道を娘達とじゃれ合いながら戻り、電車を乗り継ぎ地元の駅に無事到着。高尾からは4人お見合い掛け？シートの電車で、娘達とあれこれ他愛ないおしゃべりをしながらだった。娘達の無邪気な笑顔と楽しい一日に感謝。

21:15:45 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

November 24, 2007

1号 warabistさんとおしゃべり【０７周遊】

24日昼から母子が出掛けることになり、それを見送ったら1号でひとっ走り...周遊走り納め？＆丹波渓谷の紅葉見物、そして気分が乗ればデリーベイまで行っちゃうかもよ？...と目論んでいた23日夜。そこにwarabistさんから「明日ぶらっとでかけてみようかなと思ってます」てなメールが届いた。こりゃ奇遇ですね！特に時間を決めるでもなく適当に会えたらラッキーということで～、で24日昼。

12時出発予定の母子の準備が遅れ駅に見送ったのが午後1時半。この段階でデリーベイ行きは無し...どころか丹波渓谷もすっかり日影になっちゃってるだろうなぁ...周遊のみだね今日は。warabistさんと落ち合って楽しむことにした。

紅葉シーズンの週末＝4輪多数は当然のこと＋甲武トンネルの先は塩カルでも撒かれたのか路面黒々だし、檜原街道も濡れ気味、なので適当にマッタリ進んで都民の森に入ろう...とここで都民の森を出ようとするwarabistさんと合流。立ち話をしているとお巡りさんがやって来て交通安全のガムを1枚くれた。

「ガムをかんで安全運転」「油断せずいつも心に初心者マーク」「青だけど車はわたしを見てるかな」...うんうん、安全運転、心がけますとも...と、もう一つメッセージが目に入る

「注意んガム」

...

ちなみに包みの中はロッテのBLACKBLACKガムだった。そしてガムと一緒に手渡されたチラシには「奥多摩周遊道路周辺で交通死亡事故多発・本年3名死亡！！」とある。3件ともスピードの出しすぎによるものだそうで、続いて「スリルよりマナーで示せ君の腕」ホントごもっともです。いや、茶化してるんじゃなくて。事故はまっぴら、気を付けて気を付けて。せっかくの楽しいバイク趣味だもの、大事にしなくちゃ。

さて都民の森は寒いから川野側へ降りて続きはそっちでしましょうか。前ひろしま。風張り峠は4℃だったかな？着ぶくれで身体の動きはイマイチだし、久しぶりだし、二人揃って慎重な走り(笑) 　なのにグルービング舗装コーナーでは前後輪がウネウネして怖い！川野に着いてもずっとおしゃべり、続いて自販機のある周遊出口でずっとおしゃべり。今日は寒いし、車多いし、気分もイマイチだし、走りはキレイに忘れて楽しいおしゃべり。Myルネッサがどうすればもっと格好良くなるか？そしてどう走ればもっと格好良く走れるか？を主題にあれこれ。永遠のテーマ。その他廃村に心惹かれる今日この頃だとか、川野から歩いてロープウエーを見に行きたいとかいろいろ。

時間は午後4時半。あたりは薄暗くなってきて、んじゃぁ帰りましょうか？ルネッサに跨ると突然車の一軍が目の前を通過。さっきまでは静かだったのに...皆さん411号の抜け道で周遊を使うらしく、結局延々金魚のフンで走り切っちゃいました。こんな時もあるんだよね...。

五日市方面と上野原方面でお別れ。辺りはすっかり真っ暗でひぃひぃシールドを曇らせながら無事帰宅。あの日あの時の接地感は今いずこ？もう冬。

warabistさん、ありがとうございました。

走行：31,445km (+52,000km)

21:08:50 | renaissa | comments(2) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

November 23, 2007

Beocord 5000と宝物【ＡＵＤＩＯベオコード５０００】

仕事がはかどらないので気分転換...。

実家のオーディオシステムで不動機がまだ1台残っている。B&OのカセットデッキBeocord 5000だ。不動...症状は電源が入らない。長期放置で露出基盤？部分にホコリが溜まりショートしているのか？単に電源が死んでいるのか？はたまた以前のパワーアンプと同じくヒューズが飛んでいるのか？

自分でできることはヒューズ交換ぐらい。ダメ元でケースを開いてみたがヒューズはあるものの切れていない。これでお手上げ...ケース(上蓋)を元に戻しておいた。今回初めてケースを外して内部を見たわけだが、小さなパーツがぎっしり詰まっていて、コードの取り回しや各部の組み付けには細やかな神経が使われていてずいぶん手間も掛かっている。コスト度外視はオーバーかもしれないが、外観のシンプルさとはうって変わった内部の凝縮度。このギャップにB&Oの気合い？が感じられてちょっと感動してしまった。

当時ボタンだらけの国内メーカーカセットデッキは意地でも使いたくなくて(デッキだけでなくオーディオ機器全般だけど)、でもデッキは欲しい。で仕方なく大枚はたいて購入したのはBeocord 5000、購入は秋葉原のヤマギワからだった。このヤマギワは最近？無くなったそうで残念。オーディオ趣味まっしぐらの当時は世界のハイエンド機に触れられるありがた～い場所だったのにな。そう言えば購入後数年はB&Oからクリスマスカードやきれいなカタログが無料で送られてきて、うれしかった。って実は？今年、突然そのB&Oからインフォメーションカードが送られてきて、あまりのタイミングの良さ？に驚いた。

この半年、寝かせてたレコードやCDを聴き進むウチ、次第に欲は深まり？いよいよ寝かせてあるカセットテープ音源もそろそろ聴きたいなと思い始めたのが、Beocord 5000の蓋を開けたきっかけ。が、だめだった...。20年前、CD普及前のマイナーシーンではカセットでしかリリースされていない作品なんてもの少なからずあって、懐かしんでみたかったのだが。それと自分が録音した宝物もあって、今回これが一番聴きたかった。

宝物のカセットテープ...独身時代にハマった海外旅行。旅行先で適当に録音して歩いた自然音？達。安い録音ウオークマンを腰にぶら下げ、香港だのスペインだの、街中を歩き回りながら気が向けばRECボタンをオン。香港の横断歩道青信号の音、地下鉄のアナウンス、夜店や雑踏の音、香港返還の瞬間重慶マンションの屋上から見た花火の音、バルセロナの教会の鐘の音、etc...一種のフィールドレコーディングになるのだろうか？コソコソ録音しているので音の終わりにガサゴソRECボタンをまさぐる雑音が入るのが玉に瑕、だけど。

白眉は何気なく入ったスペインの小さな教会で行われていた(たぶん)近々行われる結婚式の賛美歌？練習の様子。新郎新婦のご近所さんだったり友人だったりなのだろう、普段着のおばちゃん、お姉ちゃんたちが和気あいあいと練習を続ける。その脇では子ども達が戯れ、その声が教会の中に木霊する...当然全くの部外者、通りがかりの異邦人ながら、追い出されることもなく時間を忘れて見学させてもらっちゃった...思い出深い記憶の一つ。

帰国し、テープを再生するとスピーカー間に現れる音と同時に、恐ろしいほど鮮明にそのときの映像？が脳内に再現される。この感覚はホント鳥肌もので、聴き続けるウチ身体ごとだぁーー！！っとその音の現場に連れて行かれちゃうような錯覚、トリップ感。いや、ワタクシはクスリはやってませんよ、念のため(笑)　初めてこれを経験したとき、旅行写真で振り返る記憶とはリアリティが全く違うことにもの凄く驚いたものだった。音の威力？を思い知った瞬間だった。

と10年が過ぎて、自分の中でずいぶん大げさな感動になっちゃっているのかもしれないかも。とにかく10年後、あの時のあの音達がオーディオで再生したときにどう聴こえるのか？にとても興味があったのだが...。

単純に先立つものの問題なのだが、いつか修理にこぎ着けたいものだ。

05:11:39 | renaissa | comments(8) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

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