solo touring

June 30, 2008

司号 vs 2号【０８ルネイロイロ】

6月15日に司号をお借りして、今日は早6月30日。この間2週間と言うもの全く乗る機会がありませんでした。A2wide!さんが来てくれたときに2号を一度動かしたのみ。さすがに心配になってきて、今日久しぶりにお使いが発生したのをチャンスとばかり、ご近所を走らせてみました。

しかし、借り物のバイクでお使い...駐車中に万が一盗難にでもあったら...は嫌なので、ご近所試乗コースを走って真っ直ぐ帰宅...途中で閃いた。そうだ入れ替えで2号をお使いに使えば、ついでに比較になるじゃん？って。

しかし、しかし、2週間振り＆借り物のバイク、そして、過労でヘロヘロ...ということでワタクシがいつにも増して呆れるほど乗れていない状態での印象、と言うことをくれぐれもご承知くださいませ。なので雑感という感じでの覚え書き。まずは両車の仕様から...

司号の仕様
　・スパトラ4インチ2in1アルミサイレンサー
　・前後サスノーマル
　・タイヤはメッツラー・レーザーテック標準サイズ
　・Fブレーキディスクはブレーキングのウエーブディスク
　・チューブレスキット導入
　・オイルはエフェロ・プレミアム常用
　・走行約38000キロ

2号の仕様
　・ノロジーホットワイヤー
　・タイヤはブリヂストンBT45標準サイズ
　・他ノーマル
　・オイルはエフェロ・スポーツ常用
　・走行約22000キロ

で、試乗感...

司号
走り出して、今日一番最初に強く感じたのはリア周りの軽さ。これはスパトラのアルミサイレンサーが効いているのでしょう。そしてバネ下の軽さ。前回同様の感想ですが、分かっていてもこの2点はホント驚きかされます。

しかし、久しぶりとあって、ハンドリングがかなり軽く、そして重心がずいぶん高くなったように感じられ(シートが若干アンコ抜きされている？にも関わらず)、やや不安感をいだいてしまった。でもこれは決して直進性に劣るとか神経質な、という意味ではありません。ワタクシの状態が原因による不安感です。

サスは硬く感じます。ダンピングが強いと言うのか？以前乗っていたSRVはこれほど硬く感じなかったので、バネ下の軽さが影響しているのかもしれません。とにかくサスの印象/動きがルネッサとはまるで別のバイクのように感じました。

相変わらずRブレーキは絶品。自分はＲブレーキを多用するから余計に印象が強いのかも。

上記のような自分の不調が原因でハンドリングが軽すぎる(抜重に敏感に反応)するように感じられて思い切りよくバンクできず(絶対に転倒できませんから)、あまりペースを上げられませんでした。が、上手い人が乗ったらスパトラの上での吹け上がりとともにかなり良いペースで走れそうな感じがヒシヒシ伝わってきました。

撮影のためSRVを停めて、ちょっと退き目に眺めたとき、改めてSRVってキレイだなぁ～(溜息)と見とれてしまいました。塗装のクオリティとメッキのコントラストが素晴らしかったです。

続いて2号
ハンドリング含め、本当にまるで別のバイクのようです。改めて驚きました。ルネッサは悪く言えば？ナロー、良く言えばとてもしっとりとしたハンドリング。そして車体自体も重く、重心が低く感じられます。

2週間振りに乗るような感覚が鈍った状態の自分には、これらが安定性に感じられて、もちろん自分のバイクでもありますから、安心して走れました。ただ吹け上がりの軽やかさがもっと欲しいなぁと思いました。

ネガ部分で一番気になったのはシフトフィールの悪さ...ペダル下げてるから仕方ないのか？オイルグレードも関係しているのか？まいった...。

とこんな感じで、不完全燃焼～～～でした。
うーん...体調がいい状態で、2台次々周遊往復してきたいなぁ～。それとフルノーマルのSRVにも乗ってみたい！と強く思いました。司号との比較が面白そう。

司号＝走行：37,738km
２号＝走行：21,862km

20:31:37 | renaissa | comments(2) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

June 20, 2008

2号コーナーでのFブレーキング考察？その2【０８ルネイロイロ】

デリーベイに向かう檜原街道、周遊道路、丹波渓谷、柳沢峠...とそれぞれの場所、シチュエーションで昨日のFブレーキ残しをあれこれ試してみた。...ちなみに昨日の「何かを手に入れた感じ」は、今日あっけなく消えていた(笑)

さてさて、コーナーのアールが分からない＆ブラインドが多い丹波渓谷、柳沢峠ではあまり使えませんでした。一つはブレーキ残しにまだまだ慣れていないから。丹波渓谷ではもう一つ、路面が荒れ気味で(特にコーナー)、サスがバタついてしまい、慣れない事をやっているゆとりが無い、ってのも大きかった。

柳沢峠から下る苦手のツヅラオリ行程で効果あるんじゃないか？と期待したものの、現実は甘くはなく、いつも通りビビっちゃってFブレーキ残し以前の問題でした。慣れない動作を加えることで余計にギクシャクしていつにも増してダメダメちゃん...あはは(泣)

逆に、この日一番楽しめたのは檜原街道。苦手意識のあるいくつかの右コーナーが、Fブレーキ残しによって思いの外スムーズにクリアできました。昨日までは「これ以上クリアペースを上げるのは無理じゃね？」と今時の若者風に？語尾を上げつつ口語体で諦めていたのに、あっけなく？アップした場所があったり、アップはしなくても、より安心度高くクリアできたり。

うまくいったとき...コーナーに進入し、Fブレーキをほんの少し残しつつクリップ手前？で効きがキレイにフェードアウトしてゆくイメージでもってスゥーっとブレーキレバーをリリース。これと同時に、クリップ手前？から、アクセルをエンジンパワーがキレイにフェードインしてくるようなイメージで開けてゆきます。...一つの手で相反するする？二つの操作を丁寧確実に素早く...難しい...。

これが正しいのかわかりませんが、今日の感じでは、このグラデーション的増減コンビネーションにより、旋回中のFサス？車体？の安定度が感じられ、ペースが高いにも関わらず、時間がゆっくりと流れ、バイクは滑らかにコーナーのアールをトレースしているように感じられました。うまくゆくとかなり快感です。

...この操作を行う以前は、基本的にコーナー進入直前にブレーキを一気にリリースしてしまってFサスが一気に戻る...サスに余計な動きをさせてしまった結果バタついたり、キャスターが立って旋回性を落としたり、それをバンク角で補おうとしたり、気合いで曲げたり(笑)...けっこう野蛮な？旋回をしていたのではないか？ドキドキドキ...と振り返ったりも。対して今のは上質でお上品なコーナーリングと言えるのか？も。

もう一つ。大きめのアールのコーナーでは、ブレーキ操作を行わずちょっとしたエンブレだけで進入のきっかけを作り→旋回→クリアする場合が殆ど。エンブレで十分減速＆きっかけが作れるのに、加えてブレーキを使えば減速しすぎて旋回速度が落ちるのでは？それならいらないじゃん？なんて思ってました。

そんなコーナーでも今日は試しにFブレーキを使ってみました。減速のためでなく、まさに姿勢コントロールのためのブレーキング。...これにはルネッサのストローク感のあるブレーキタッチも、未熟な自分には操作の変化を感じやすく手助けしてくれていたように思います。とかとか、ルネッサブレーキの性格が気に入ってくるのでした。

さて、エンブレをきっかけにバンク、と同時に？エンブレと同時に？(忘れた...)とにかくクリップに向けてFブレーキを極軽くスゥ～っと使います。ブレーキディスクにパッドがほんの少し当たっているぐらいの感覚。するとどうでしょう、それまで、つきまとっていたアウトへはらむような感覚が無くなり旋回が安定。アクセルも早めに開けられるような感じで、これには驚きました。改めて、自分は「ブレーキング＝減速」と言う固定概念に支配されていたのだな、って実感しました。いやはや。

ただ、何度も書きますが、この方法も正しいかどうかはわかりません。とても間違った事をしているのかもしれません。なんでもすぐに決めつけないよう注意注意。と頭の固い自分に言い聞かせるのは大切...本当に。

そうそう、今日はこれと合わせて、ライン取りの事もなるべくしっかり考えるようにしました。

具体的には先のコーナーが見えてきてブレーキングに入る前に、自分のバイクはコーナーの車線幅の中のどのラインをトレースするのかを、しっかりイメージする...視界に入っているコーナーにマジックペンか何かで実際に線を描き込んでしまうようなイメージ...こうすることで描かれた(ことになっている)ラインを視線がトレース/追うことを強制されるようになりました。コーナーリングのとても大切な作業であるにも関わらず、自分は忘れがちになる「視線送り(？)」が、けっこう確実に行われるようになりました。これも効果的だったように思います。

23:04:55 | renaissa | comments(2) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

June 17, 2008

2号津久井方面にお使い【０８ルネイロイロ】

我が家のあちこちの電球が立て続けに3個も切れて、仕事のスキを見て電球買い出し。近所のスーパーには置いてないタイプがあるから山二つ越えて津久井のホームセンターに2号を走らせた。

司号との比較のため、周遊に行きたかったけど今は余裕無し。今日のお使いで我慢。久しぶりに動かす2号。タイヤ空気圧チェックをして走り出す。

いきなり(ハンドリングが)マッタリしてるなぁ～！と驚いた。サスストロークはゆったりたっぷり？で、オーバーだけど、ハンドリング含め、まるで別のバイクのよう。これは足だけでなく排気系が変わってエンジンフィールが異なることも大きな要因になっているのですが。

山道舗装林道に入り、ペースアップ。2日前に乗った司号ハンドリングの残り香につられてコーナーに突っ込むと、アンダーでびびる(笑) 明らかに旋回性が違う。...これはブレーキの効きの差も大きな要因でもあったりも。特に2号は現在Rブレーキちゃんがダメダメなので...。

とかとか、ガッカリしたり、でもこの大らかさがツーリングには最高なんだよ、と強がってみたりして、楽しくお使いを済ませました。

ところで先日のシングルナッツ/サーキット走行で、自分なりに目一杯走れたことがバイクの挙動に対する許容量？を若干アップさせたのかな？(自分比)けっこうバイクを操っている感なんかを感じながらスイスイ走れたのも楽しかった。

ところで、その2。アンダー400ってバイク雑誌にSRV乗りのMさんが登場してますよ、なんてwarabistさんから情報をいただいた。それも確認したくて、ついでにここいら一帯で一番大きな本屋のある津久井に出向いたってのもありました。が、ここでも目当ての雑誌は在庫無し。諦めないぞー(笑)

走行：21,473km

15:52:38 | renaissa | comments(2) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

June 05, 2008

4DNのフロントハブベアリング破損の兆候について【０８ルネイロイロ】

前々回だったかな？周遊でwarabistさんに会ったときに聞いたお話しを思い出したので備忘録。

今年の春、SRV乗りのyさん(仮名)とwarabistさんがツーリングに行った際、出先でyさんのフロントハブベアリングが破損するトラブルがありました。yさん号をバイク屋でチェックすると「(ベアリングのボールが？)3つほど砕けており、他のも損傷している...」ひどい状態だったとか。

この時yさん号のホイールハブ右側に着くスペーサー(カラー)の樹脂製カバーが、外側に向け随分と浮いて/ずれていたのをwarabistさんが確認したそうです。

↓画像の左側がその様子を再現したもの(実際にはもっと浮いて/ずれていたようですが)。右側が通常の状態。このカバーはパーツリストでは「No.13 カバー, ハブダスト」となっています。

↑カバーがずれている　↑正常なカバーの位置

カバーが劣化他、何らかの原因で浮いたため、水が進入しやすくなりベアリング破損に繋がったのか？他の何らかの原因により、内部のベアリングが破損しつつありカバーが押し出されたのか？ハッキリしませんが、いずれにしろ、画像左のように自分の4DNのカバーが浮いて/ずれているかチェックして、浮いているようなら、しっかり押し込んでおき、劣化しているなら交換。念のためベアリングもチェックしておくといいかもしれませんね。

なんてwarabistさんのお話しを元に書いてみました。

追記：四月一日堂さんが、コメント欄にさらに突っ込んだお話しを書いてくれましたので、合わせて参考にしてください。カバーはゴムではないそうで、アップ時「ラバー」と書いた部分を「カバー」に書き換えておきました。四月一日堂さんありがとうございました。

それと以前乗っていたSRV250Sで経験した事も関連していると思われるのでついでに。

SRVのメーターケーブル上部取り付け部から進入した水が、ケーブル内をつたいメーターギアにまで進入する現象がありました。これに気付いたのはメーターケーブル切れで、新品交換の時に切れたケーブルを外した際、中から水が出てきて...という経緯。

結局メーターケーブル切れの原因は、水の進入によりケーブル内でグリス切れを起こし→錆を呼び→切断。という事だったのかもしれません。

さらにはメーターギアにまで水が進入することで、グリス切れを起こす。するとメーターギアの焼き付きの原因となり、そしてその先の上記のハブベアリングへの水進入＝ベアリングの破損。に繋がるような気もします。

なので、上記のカバーの浮き具合。それと、メーターケーブルを外してみる。と2点のチェックを時折しておくと、ゆくゆく転ばぬ先の杖になるかもしれません。なんて思いました。

22:12:59 | renaissa | comments(20) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

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