July 16, 2011

Micromega Solo/Duo.CD/Trio.CDのオーナーズ・マニュアル【マイクロメガのこと8】




先日、ヤフーオークションにてマイクロメガ社CDプレーヤーシリーズ(Solo/Duo.CD/Trio.CD)のオーナーズマニュアルを入手しました。届いた物は仏語英語並記オリジナルマニュアル(モノクロ4ページ)と、その操作部を訳した輸入元ユニコさんの2色1ページ...の、とても簡素な物でした。

実家のDuo.CDではCDをセットしたらプレイボタンを押すだけの使用環境ゆえ、操作自体に不便/不満を感じていませんでした。それでもマニュアルを読むと「常時通電」を推奨していたり、8cmCDの再生が可能なことが分かったり、それなりに収穫があって嬉しかったです。

ちなみに実家では常時通電を行うと再生中に突然ストップしてしまうことがあること。現在は数ヶ月に一度、それもホンの数時間しか使用できない状況であるため常時通電は行っていません。もちろん?常時通電時とそうでない時の音質の違いはワタクシにはわかりません(汗)

もう1点気になったこと。以前マイクロメガの記事で触れた電圧のこと。「100?110?115?エラーの原因 ?【マイクロメガのこと4】」と「電圧の問題その後【マイクロメガのこと6】」では、トランスポートのDuoは115V、DACは110V表示となっていることに気付き、ドキドキしたり、トランスで昇圧したりしました。ところがオリジナルマニュアルのテクニカルデータには「Mains voltage(DUO.CD):100-240V/50-60Hz」となっています...本体の表示とマニュアル...どちらが正しいのか...。

さて、以下ユニコさんの翻訳マニュアル全文です。

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Micromega Solo/Duo.CD/Trio.CD Owners Manual

このたびは、仏マイクロメガ社製CDシステムをお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。本機の性能を十分に発揮させるために、以下の事にご留意ください。なお、保証登録書は各項目にご記入の上、必ず投函くださいますようお願いいたします。

〔ご使用の前に〕
1.本体を室温に慣らしてください。
  (冬季などは箱から取り出した時に本体がかなり冷えている場合があります。)
2.電源プラグはなるべく壁のコンセントに接続してください。
3.メカニカル・ワンポイント・アース(スパイク)の保護キャップを取り外してください。
4.本体底の赤いプラスティック・ウォッシャーの付いているネジを完全に取り外してください。
  (このネジは輸送するときに必要ですので大切に保管してください。)
   Duo.CD/Trio.CDには輸送ネジはありません。
5.すべての接続を確実に行ってから電源スイッチを入れてください。

〔次のような場所に置かないでください〕
●直射日光の当たる所        ●磁気を発生する機器の近く
●冷暖房機器の近く         ●電波の強い所
●扇風機等による風の当たる場所   ●テレビ・ラジオ・OA機器の近く
●発熱するものの上         ●振動の多い所
●ホコリの多い場所         ●風通しの悪い所
●湿気の多い場所          ●不安定な所

〔ご注意〕
本機に採用されておりますスタビライザーはCDをダンプするため密着度が高くなっております。もう一方の手でCDの淵を押さえながら、スタビライザーを持ち上げるようにしてください。

〔備考〕
◇8cm・CDの再生は、市販のアダプター(裏側が銀色のもの)をご使用ください。
◇〔F.FWD〕や〔F.REV〕を操作いたしますと、その状況音がノイズを伴って
 出力されますが、故障ではありません。〔PAUSE〕状態にしてから〔F.FWD〕や
 〔F.REV〕を操作いたしますと出力は無音となります。
◇本機を長期に渡ってご使用にならない場合は除き、高音質のためには
 電源スイッチを切らずにお使いになることをお薦めいたします。
 常に通電しておくことによって動作の安定性を高め、故障の発生率を抑え、
 最高のクオリティを発揮します。

〔保証〕
保証登録書を弊社宛お送りください。お買い上げ日から1年間、万一製品の不備による自然故障の生じた場合は弊社の保証規定に従い無償にて修理申しあげます。また、梱包材は輸送のために必要です。保存くださいますようお願いいたします。

---------------------操作手順---------------------

1.蓋を開け、CDを置きスタビライザーを載せます。
2.蓋を閉めると、CDが回転し総トラック数または総演奏時間を表示して、停止します。
  (表示の切替えは【TIME】キーを押します)
3.【PLAY】キーを押すと、演奏が始まります。
  (蓋を閉めてすぐに【PLAY】キーを押しても、演奏が始まります)

【TIME】LED点灯時は演奏トラックの〔経過時間〕を表示します。
     LED消灯時は演奏中の〔トラック-インデックス〕を表示します。

【SELECT】演奏トラックをプログラムするときに使用します。

【PREV】演奏/表示トラックより押した回数分、前のトラックに戻って演奏します。

【F.REV】演奏中に早戻しをします。
     初めはゆっくり、押し続けると速くサーチします。

【PAUSE】LEDが点灯して一時停止となります。
      もう一度押すと解除されます。

【F.RWD】演奏中に早送りをします。
     初めはゆっくり、押し続けると速くサーチします。

【NEXT】演奏/表示トラックより押した回数分、先のトラックに飛び越して演奏します。

【STOP】演奏を中止します。また、プログラムの内容を消去します。

【PLAY】演奏を開始します。また、一時停止も解除します。
     演奏中に押すと演奏トラックの頭に戻ります。

【REPEAT】LEDの点灯時は然トラックまたはプログラムしたトラックを繰り返し演奏します。

プログラムの方法
1.【NEXT】もしくは【PREV】キーを押して演奏するトラックを表示させます。
2.【SELECT】キーを押します。表示部に : P が表れセットされたことを示します。
3.上記の1と2の操作を繰り返して最大20トラックまでプログラム出来ます。

UEC/Manual Files-05-31

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以上。

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July 02, 2009

CD交換をスムーズに【マイクロメガのこと7】



CD再生中は隣のトランスクリプターには
埃よけにダイソーで購入したフェルトが掛けてあります
CD交換時のケースの置き台にちょうどいいのです

28日慌ただしい実家往復の合間にちょっぴりオーディオタイム。時間も無いのでマイクロメガでCD2〜3枚を楽しみました。

トップローディングタイプのCDプレーヤーであるマイクロメガのディスク交換は、少々の緊張感が伴います。月に1〜2度頻度とはいえ、ちょうど1年ほど使ってきて、CDをセットする作業がだいぶスムーズになってきました。音には関係ないことですが、これがまたなんだか嬉しいんです。

そんな様子を備忘録...CD再生が終わって、次のCDにかけ替える場合...

・まず始めに戻すCDのケースとこれから聴くCDのケースを開けて
 そしてこれから聴くCDはケースから軽く外しておきます(画像参照)

・マイクロメガのトップカバー(蓋)を開きます
 このとき必ず両手で開閉します
 トップカバーには開閉途中で固定したり動きを制御するダンパーは
 ありませんし またトップカバーには取っ手もありません
 あるのはカバーの両サイド側面に申し訳程度に掘られている
 浅い凹みだけです(こういうユーザーの使い勝手は二の次で
 スタイル優先って考え方って大好きです...物にもよりますが)
 ...なので開閉する際不注意から手を滑らせてしまうと
 重いアクリルのトップカバーが「バタンッ!」と一気に閉まって
 (きっと)マイクロメガの身体によろしくありません
 これを避けるため必ず両手でトップカバーを開閉しています
 ...今のところ一度もミスしていませんが緊張する場面です

・トップカバーを完全に開けたら回転メカに乗っているCDディスクと
 そしてほぼ同じ直径のスタビライザー外周両方に左手を添えます
 続いてCD上のスタビライザー中央部を右手でおさえます
 その状態のまま回転メカからCDとスタビをスッと真上に持ち上げ
 戻すCDケースまで移動します

・開けておいたCDケースにCDディスクを置いて
 続いてこれから聴くCD...ケース固定部から軽く外しておいた...を
 左手で持ちマイクロメガの回転メカに静かにセットします
 このときスタビは右手に持ったままです
 スタビ中央部がこれまた薄くて少々持ちにくいため
 滑らせて落とさないように扱いには注意が必要です 

・セットしたCDに左手を軽く添えたまま右手のスタビを
 CD真上から被せるように慎重にセットします
 ここがトップカバーの開閉に続く第二の注意点です
 回転メカ部がスタビで隠れるためスタビが正しくメカに
 固定されているか目視できず
 また固定されたときのクリック感もややわかりにくいため
 スタビが不十分にCDに乗ったままトップカバーを閉めて
 再生する可能性が高いのです
 この場合スタビが浮いて綺麗な透明トップカバーと接触し
 回転傷を付けてしまいます
 もちろんその際回転メカにも不要なストレスをかけることでしょう
 残念ながらこれが原因で
 ...前オーナーさんかショップさんがつけたと思われる...
 傷がうちのカバーにも残っています
 この事故を避けるために先にセットしたCDに左手を残し
 それをガイドにしてスタビのセンターを出しながら
 あるべき位置にスタビが固定されたのを確認後
 ようやくトップカバーを「両手で」閉めることになります

・トップカバーが閉まる寸前に本体奥から「カチ」っと
 小さな音がしてカバーは完全にしまり
 CDが2〜3秒回転し読み込み作業?完了再生スタンバイOKです
 交換中はメカ部...特に繊細なレンズ部が剥き出しになりますから
 なるべくホコリ等を進入させないように上記作業は
 できるだけスピーディーに手際よく行います
 トップカバーを開けてからここまで15秒ほどでしょうか

・ホコリが多い部屋なのでスタートボタンを押す前に
 交換したCDと再生するCDのケースを開きっぱなしにせず
 しっかり片づけます

・これでようやく再生準備完了(笑)
 リモコンのスタートボタンをONすると
 CDが回りだすと同時に「ピピピ...」なんて小さな音がして
 スピーカーから音楽が流れ始めるのでした

...文字にするとやたらに面倒な作業に感じますね...。他のトップローディングタイプを使ったことはありませんから、これが他に当てはまるかはわかりませんが、たぶんマイクロメガは面倒な部類と想像しています。

と、上記のように扱いにはいくつか注意点があって気軽にとはいかないものの、ワタクシのような粗野な人間にはこれがかえって「慎重に物を扱う」心構えにもなるし、使っている当人はこれもまた楽しみの一つだったりするのでした。



過去の【マイクロメガのこと】一覧

ヤァ!ヤァ!ヤァ! MICROMEGAがやって来た【マイクロメガのこと1】
マイクロメガのピックアップがオークションに出た!【マイクロメガのこと2】
MICROMEGA CD F1 Rremium/マイクロメガ CD F1 プレミアムのチラシ【マイクロメガのこと3】
100?110?115?エラーの原因?【マイクロメガのこと4】
Stereo Sound誌のMICROMEGA その1【マイクロメガのこと5】
電圧の問題その後【マイクロメガのこと6】

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June 11, 2009

電圧の問題その後【マイクロメガのこと6】


今年4月【マイクロメガのこと4】で触れた電圧やエラーの問題について...

・実家のMICROMEGA DUO/DUO CD2はトランスポートが115V仕様で
 DACが110V仕様であることに気付かず100Vで使っていた

・これが原因なのか今年になって再生中に突然ストップしたり
 CDセット時の読み込みが上手くいかない等のエラーが出るようになった

・購入ショップの話では100V使用でエラーが出るなら
 トランスで電圧を昇圧して適正な電圧で使うことを勧められた

・一方CDをメンテする専門店では電圧の問題よりも
 光学部...ピックアップメカのトラブル(寿命)の可能性が高い
 もしくは長時間通電により光学部が熱をもちエラーが
 起こっている可能性もありえるとのアドバイスをいただいた

・いずれにしろ適性電圧で使うほうが音が良くなるのは確か
 とのお話しもあった

ってのが今年4月の段階での状況でした。そしてその後...

元々117V仕様のロバートソンオーディオ4010(パワーアンプ)用に使っていた無段階電圧変圧器(トランス)「VOLTAC(注)」を115Vに設定し、これからマイクロメガのトラポとDAC両者に給電することにしました。...そして【マイクロメガのこと4】で書いた昇圧トランスをロバートソンオーディオ用にしました。

と同時にそれまで実家にいる間通電を続けていたのをやめて、熱が籠もるのを防ぐため就寝時にトラポの電源をオフにしました。...トラポの通電を続けていると本体が熱い程ではないものの確かに温かくなってはいました。

こうして前回、前々回と使った結果、ほとんどエラーは起きなくなりました。読み込み時に1〜2度怪しい動きをしましたが、再生中のエラーはピタリと止みました。ほっ。

と言うことで?未熟者のワタクシらしく...エラーの原因が光学部のトラブルなのか、電圧の問題なのか、熱の問題なのかはハッキリしませんが、とりあえず今後も様子を見るつもりです。

そうそう電圧適性化による音質向上について...それをオレに聞くのか?と...もちろん分かりませんでしたとも(泣)


リスニングポイント右手側を整理して
ラック&システムを置けるようにしました

うちのマイクロメガDUOのピックアップ部はフィリップスのCDM3。長く使いたいので予備を探しているもののヤフーオークションで時折出てくるデッドストックはいずれも3万超で手が出ません〜(泣)

(注):「VOLTAC」...出力電圧を無段階で任意に設定できる変圧トランスの一名称で「スライダック」「ボルトスライダー」など製造メーカーによりいくつかの名称があるようです。

日本の家電品は日本の電圧100Vで使うようになっています。海外製品はその国の電圧に合わせて作られていますから、日本向けに100V用に仕様変更されていない場合はそのまま日本では使えなかったりします...本来の性能が発揮できなかったり、モーターの回転速度が変わってしまったり、故障してしまう等のトラブルが出ることがあるようです。

なので例えばアメリカ製120V仕様の家電品を日本で使う場合は、昇圧トランスにて100V→120Vに昇圧すると使うことができるようになるんですね...と最近知りました(汗)



過去の【マイクロメガのこと】一覧

ヤァ!ヤァ!ヤァ! MICROMEGAがやって来た【マイクロメガのこと1】
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MICROMEGA CD F1 Rremium/マイクロメガ CD F1 プレミアムのチラシ【マイクロメガのこと3】
100?110?115?エラーの原因?【マイクロメガのこと4】
Stereo Sound誌のMICROMEGA その1【マイクロメガのこと5】

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April 13, 2009

Stereo Sound誌のMICROMEGA その1【マイクロメガのこと5】



ユニコの広告...左からSolo/Trio/Duoの3機種...うちのDuoの次世代ラインナップ

先日の実家行きの際、ステレオサウンド誌のバックナンバーをあれこれ見ていたらマイクロメガが珍しくたくさん!登場している「NO.97 1991 WINTER」号を見つけました。

内容はユニコさんの広告、新製品レビュー、マイクロメガ社長さんのインタビュー、の豪華三本立て!うれし〜。←ミーハー

ちなみにこの号は年末恒例のコンポーネンツ・オブ・ザ・イヤー/ザ・ベストバイの号でもありまして、しかしその中にはマイクロメガのメガの字ひとつ?出てこないのは、もうすがすがしい程です(笑)

この号が出る前にはちょうど第8回 夢のオーディオショーが東京九段のホテルで行われ、それに各国オーディオメーカー関係者が大挙して営業に来日します。この第8回にはマイクロメガの社長さんもいらっしゃって、インタビューが叶ったのでしょうね。SS誌の賞取りとは無縁ながら、開発者のインタビューがあるのはSS誌さん(三浦さん?)、ありがとう〜!って感じです。

SS誌のレビューです(P459/モノクロ1P)-----------------------------------------


新製品レビュー...TrioCD+TrioBS...なんだか重箱みたいです

BEST PRODUCTS '91 WINTER
マイクロメガ TrioCD + TrioBS
 TrioCD●寸法/重量:W33.2×H9×30.1cm(¥380,000)
 TrioBS●寸法/重量:W33.2×H5.8×30.1cm(本体、電源共)(¥590,000)
 ●問い合わせ先:ユニコエレクトロニクス(株)

微妙なニュアンスや色彩感の豊かさまでも再現
仏マイクロメガ社のビットストリーム・1ビット方式DAC採用の3シャーシCDプレーヤー/文:早瀬文雄氏

 フランス製のCDプレーヤー。ヨーロッパ圏で唯一のCDプレーヤー専業メーカーである同社の製品は、すでにCDF1プレミアムが紹介されていた。そのアナログプレーヤー的な使い勝手や音質、特に色彩感やニュアンスの豊かさはADファンからも関心を集めていた。
 ちなみに、同社のサーキット・エンジニアであるダニエル・シャー氏は過去米国のハイエンドアンプメーカーとして知られる某社に籍をおいていたという逸材だ。

 今回発売されるモデルはソロと呼ばれる一体型、およびセパレート型のデュオCD+デュオBS(D/Aコンバーター)、そしてトップモデルであるトリオCD+トリオBSである。
 どの機種も画一的なデザインの多い国産CDプレーヤーに比べ、コンパクトながら個性と機能をうまくまとめた魅力的な製品に仕上がっていると思う。
 D/Aコンバーターには、いわゆる1ビットタイプのフィリップス・ビットストリーム方式のSAA7323チップを採用しているところも注目に値する。
 電源のオン・オフに関わらず、コンセントを差し込んだ状態で常に通電されるアナログ回路は、デジタル部分から完全に分離した電源部を持つ。出力段は低インピーダンス化が徹底して図られたディスクリート構成で、無帰還ピュアAクラス動作としている。
 ドライブメカニズムは従来通り、フィリップス製である。
 各モデル共通のディスク・スタビライザーは、ケプラー繊維とカーボンファイバーディスクかたなり、これに120gの真鍮製ウェイトを組み合わせたものである。

シャーシを貫くメカニカルアース
 セパレート型のトリオCD+トリオBSは、写真でご覧いただけるように3つの筐体で構成されている。一番上がディスクドライブユニットにあたるトリオCDで、下位モデルのデュオCDから電源部を取り除きシャーシ底部を強化したもので、全体のS/N比の向上を図っている。二番目と三番目がD/Aコンバーターと電源部からなるトリオBSである。トリオCDを含め、各筐体は3つの脚部のうち、手前左側がピンポイントになっており、明確なメカニカルアースがとれるように配慮されている。このピンポイントはシャーシを貫通して天板上にその頭を出しており、コイン状にフラットになったその部分で、重ねて私用した時に上の筐体のピンポイントを受けるようになっている。したがって3つのシャーシを重ねて使用しても、メカニカルアースが撮れることになる。

国産機では再現できない音を見事に再現
 セパレートタイプのトリオCD+トリオBSの組合せは国産高級機との比較で、圧倒的ともいえるディティールのニュアンスや色彩感の豊かさを誇示し、関心させられた。

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誌面の関係もあるのでしょうけど音の評価がとても短いです。音質的に語るべきものが少なかったと言うことなのでしょうか??唯一語られているディティールのニュアンスや色彩感の豊かさ以外の点では国産高級機に及ばない、って取り方もできるような。ちなみにダニエル・シャー氏が籍をおいていた米国某ハイエンドアンプメーカーとはネットの情報によるとマークレンビンソンのようです。

SS誌のインタビュー記事です(P574-575/モノクロ1.5P)-------------------------


インタビュー...社長のダニエル・シャーさん登場

海外メーカー首脳INTERVIEW
MICROMEGA France/Daniel Schar-President

体格が良く真摯なまなざしは非常に印象に残る。
独自のサーキット、アイデアを熱心に説明してくれた。


 私は、もともとフランスの大学で数学を専攻するオーディオファイルでした。その後、レコーディングエンジニアとして働いたのですが、渡米するチャンスがあり、しばらくアメリカで生活していました。日本でも非常に評価の高い、アメリカのハイエンドアンプメーカーのサーキットデザインをしていたこともあります。

 その後フランスに帰り、1984年にマイクロメガ社を設立しました。1987年に最初のCDプレーヤーをデビューさせて以来、マイクロメガはCDプレーヤーとD/Aコンバーターだけを製造しています。現在('91年)、社員は十数名と小規模ではありますが、CAD/CAMを駆使した近代ファクトリーで、ほとんどすべてを自社工場内で生産することができます。

最新作のトップモデルはトリオというCDプレーヤーです。その名の通り3ボックス構成で、フィリップス製CDM1IIを搭載したトランスポート、最新のフィリップス製ビットストリームLSIを採用したD/Aコンバーター、そしてパワーサプライ部となっています。

 ドライブメカに関しては、同じくフィリップスのCDM3も使用したいのですが、今年末で製造完了になるのと、あまりにも高価すぎるという理由で断念しました。しかし、CDM1IIは現在得られる最高のドライブメカだと確信しています。私は1ビーム、スイングアーム方式のフィリップス製メカが好きなのです。スイングアーム方式は支点が明確であるという利点がありますし、また3ビーム式の明確な支点を持たないリニアドライブのメカニズムには固有のカラーレーションを感じてしまうのです。

 ドライブメカは独自の3点支持サスペンションでメカニカル・グラウンド的に支えられており、1点はリジットに、残り2点はフローティングされています。このサスペンションは、振動の影響から逃れられ、しかもエネルギーロスがないという利点があります。またパワーサプライを分離していますから、トランスなどの雑共振からも解放されています。

 オーディオ製品のあるべき姿として、私はコンパクトでシンプルなたたずまいであるように目指しています。我々のCDプレーヤーがトップローディング方式なのは、今述べたようなフィロソフィ(主義、考え方)によるものですが、他にも2つの理由があります。一番重要なのは、構造的に雑共振が介在しないシンプルな構造である点です。2つ目は心理的な面で、LPレコードと同じようなディスクのかけ方が、音楽を愛聴する姿勢に適していると考えるからです。

しかし、シンプルな外観に反して回路設計には最新のテクノロジーを注入しています。D/Aコンバーターにはビットストリーム(1ビット)方式を採用していますが、私がビットストリームにひかれるのは、よりアナログに近い動作をするからなのです。しかもビットストリーム方式の可能性を最大に引き出すべく、トリオには現在最良と自負するタイムアイランド・ディファレンシャルモードという独自の回路を搭載しています。D/AコンバーターのLSIを2つ使って、正相と逆相の関係でもって歪みをキャンセルする試みは、他社でもおやりになっていることですが、2つのLSIが厳密に同一特性でないとキャンセル効果はあまりあがらないのです。現実には全く同じ特性のLSIというのは考えられませんから、この考えを一歩進めた、特性にばらつきがあっても歪みをキャンセルできるような回路を私は考えだしたのです。特許は取りませんが、これはマイクロメガのオリジナル回路なのです。

 最近はよくリファレンスシステムついて訊ねられますが、私はこれを公開することで、オーディオファイルが誤解するのを危惧しますね。というのは、それぞれのイクイップメントには長所と短所があり、それらをすべてよく理解できているものが、リファレンスとして、サウンドデザインに使用できるのです。かりに、私がこのメーカーのこれをリファレンスにしていると言ったら、オーディオファイルによってはこれが最高なのかと早とちりしてしまうかもしれないし、またある人はこんな機器を使っているのかと蔑み、私の製品を理解しようとしないでしょう。このような状況が考えられますから公表はしたくありません。

 D/AコンバーターにDSPを使用した製品は、高価すぎ、私の興味範囲ではありません。コンフォートな価格で優れた音楽表現をする製品を作りだすのが私の信念でもありますから。

インタビュー:三浦孝仁氏 場所:輸入元の試聴室

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当時はCD再生にほとんど興味がなかったからD/Aコンバーターって何?でしたが、フムフムなんて興味深く読んでしまいました。...未だにぜんぜん詳しくはないですけど...

技術的なことはさておき開発者の心意気に共感できる部分があって「だからこの形なんだな、うんうん」とかうれしくなりますね。また実家に行ってマイクロメガで音楽を聴くのがますます楽しみです。



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April 12, 2009

100?110?115?エラーの原因 ?【マイクロメガのこと4】



ラックのてっぺんに引っ越ししたマイクロメガ

新しいラックにMICROMEGA DUO/DUO CD2を乗せた際、何気なく後を覗き込んで電圧を確認してみました。当然100V 50Hz/60Hzの表示が見られると思っていたら...。

トランスポートのDUOの後には「115V/220V」の切り替えスイッチ?があって115Vになっていて、そしてDACのDUO CD2の後には「110V」のシールが...ええええ?100V仕様じゃないの?DUOの横には輸入元のユニコさんのシールが貼ってあるから正規輸入品とは思うのだけど...それにしてもどうして両者で数値が違うの?

トランスかまして115と110で使った方がいいのかな?先日再生中にエラーを起こして止まっちゃうことが2度ほどあったのはこれが関係しているのか?むむ〜...。ユニコさんはもう無いみたいだから購入店に聞いてみようかな。と、ふと思ったのでした。

追記1
早速マイクロメガを購入したオーディオショップに確認したところ...

・100Vで使っていて読み込みエラーや再生中にストップ等が起きなければそのままでOK
・何かしらエラーが出るようならトランスで昇圧して使いましょう

...前回、前々回と丸一日通電を続けているとエラーが出たうちの場合は下ですね...もしやピックアップCDM3の寿命か?とドキドキしていましたが、逆に電源の対策でクリアできるならありがたいことです。

と言うことでマイクロメガには長く頑張って欲しいので昇圧トランスを用意しましょ〜。トラポとDACなら消費電力が小さいから安いトランスでOKとのことでしたが、どっちにしてもお金がかかる〜ああああ〜...

がしかし...今回ラック登場がなかったら電圧のことも気付かずにエラーが続く〜〜(泣)直すったってCDM3は入手難だしぃ〜(泣)...な〜んて出口も見えず途方に暮れていたのは間違いなし...うん、ラック導入は正しかったな!えっへん!と...これはこれで一種の開き直りなのか?

追記2
上記のように一安心したものの、微妙に釈然としないところもあったりして、最近見つけたCDPをメンテナンスするショップに事の次第を伺ってみたところ...

・通電を続けるとエラーが起きるのは電圧の問題というよりピックアップの劣化の可能性が高い
 長時間通電でピックアップが熱を持ちエラーを起こしやすくなっている可能性も
・ピックアップの修理は不可
 直すには新品ピックアップまたは同等程度のピックアップ交換になる
・電圧の違いに関しては±10%以内であればOK
 マイクロメガ115V仕様の場合100Vは10%以上異なるためあまり望ましくない
・115Vで使用すれば100V時より音質が良くなる
 つまり100Vで再生された音は本来の音ではない
・ただし厳密に115Vでなく例えば110〜120V対応のようなトランスでOK

ですって!専門家さんのお話しではエラーはピックアップの問題でしょう、とのことでがっくし...。

ですが!?とりあえずエラーが頻発していないのでエラーのことは棚に上げて、115V電源で聴くのは楽しみですねー。...ワタクシにそれが分かるのか?という問題は相変わらずつきまといますが(汗)

販売店とメンテショップのスタッフ様、丁寧にアドバイスいただき感謝です。


上記問い合わせ前にオークションで急ぎ格安トランス落札
が先ほど届きました♪
110〜120VがOKとアドバイスいただき胸を撫で下ろしました(汗)
メイドインジャパンなので安心...たぶん



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ウエルテンパードのことで先月頭からスキャンテックに電話しているんですが全然繋がりません(汗)