August 14, 2009

母子不在中限定贅沢空間 '09夏 その2【16畳オーディオのこと4】



CD-3とカリプソ

今回はSPが増えているからとっかえひっかえ...と言っても案の定ハッキリキッパリと各SPの違いがわからないんだなぁ、これが...(大汗) んでも楽しいものは楽しい!と開き直ってニコニコ聴いてました。

以下いろいろ備忘録...けっこう忘れちゃってますけど...

・栗スピーカーは鮮度感高し。周りの空気がヒンヤリ?澄んでいる?と言うか。
 定位感に優れるが、きれいな画像/映像を見ているような印象。
 なぜかあまり立体感を感じなくて平面的な音像?がクリアに定位しているような。
 低域はこれだけ聴くと意外なほど出ているような印象で驚いた。

・NHT Super Zeroは栗スピーカーのあとに聴くと大人しい音。地味。
 シャープさみたいのが弱め。でもこれがなんだか気持ちいい。
 時間の経過と共にじんわり染みてくるような印象。
 低域は栗スピーカーより出ている気もするが、低域感?量感?が少ない気がした。

・YAMAHA NS-05は普通にイイ。←?
 しかし舶来オーディオコンプレックス?なワタクシにはピンとこない感じ。
 これが一番短時間試聴だった。ごめんね。

・MUCICAL FIDELITY MC-2はな〜んか緩い。全体に膨らむ感じ?けど好き。
 手持ちのSPでは最大口径のウーハーだけあって?低域の量感が新鮮&感激!
 やっぱコンパクトSPって低いところが無い?んだな、って実感させられた。
 クリア感がイマイチだけど、それでもヴォーカルの実体感が一番で、
 アンプをカリプソにして結局期間中はこの組合せばかり聴いていた。

・部屋の音なのか、なんだか音が全体に被っている?ような気がして
 これが残念だった。

・片チャンネルからしか音が出ない...SPから音離れしない場合、
 コンパクトSPでは例えば、ドラムが小さなSPの中に詰め込まれて
 鳴っているような違和感を強く感じていたのだが、
 MC-2はSPから音離れしなくてもSPの周囲に広がる感じがあって
 窮屈感がないのが新鮮だし、嬉しかった。

・MC-2の位置決めは適当に試して結局16畳のほぼ真ん中に決まった。
 この時、SPと背面の壁の間に3次元的に音が定位して鳥肌が立った。
 さらに深夜、部屋の照明を落とし、真っ暗にすると暗闇の中に
 音像が定位して駄目押し感動まみれ。ヴォーカルなんてそこに
 いるみたいで、これはすごかったなぁ。

・これは3日目ぐらいの出来事かな?初日、最初に音出ししたときは
 すっごい音がバラバラ?で、やめようかと思ったぐらい酷かった。
 自分の脳内補正やオーディオ機器の部屋への馴染み?が進むにつれ
 音が良くなってくる体験をしたような気がする。

・アンプ...VA80SEとカリプソの音の違いはSP以上に良く分からなかった...。
 ヴォーカルの感じがカリプソのほうが好みだな...程度だもんなぁ...。

・セッティング変更による音の変化は自分には16畳のほうが
 違いがわかりやすい気がした。

・小編成...例えばヴォーカル、ギター、ベース、ドラムぐらいの編成なら
 ほぼ原寸大ぐらいに感じられて、これがリアリティアップに
 大いに貢献しているように思えた。

・MC-2はバイワイヤ対応だが、SPケーブルを買う時間が取れなかった。
 10m1000円のやっすいSPケーブルをシングルで使い通した。
 バイワイヤできていたらどう変わったか...試せなかったのが残念でならない。

・電源ケーブルの長さの関係でアンプ類は遠くに置くことになった。
 ボリューム調整の度に席を立ち、アンプまで歩くワケだが、
 その途中にSPがある。席を立ち歩き出すとヴォーカルに近づくのが
 わかり、SP位置の直前では、まるで目の前で歌っているよう。
 そのまま進みちょうど左右SPの間に入ると、バイノーラル録音のように
 ヴォーカルが頭のすぐ上に定位し、まるで透明なヴォーカルと自分が
 重なっているような感覚。さらに進みSPの後になると
 ヴォーカルは自分のすぐ後で歌っているように聴こえる。
 つまり、左右SP間にヴォーカルが立っていて、それに近づき
 通過し、離れる、ってな錯覚?が起こって、これがすごく面白かった。

・同じSP同じアンプ、同じ曲でも、聴く日や時間帯でけっこう
 違って聴こえるのがハッキリした。体調に左右されるのかな?

・インディーズ系も近年録音機器?ミキシング?のクオリティが
 あがっているのだろうか?80、90年代に親しんだインディーズ系作品は
 音のクリア感や実在感?には目をつむって聴く感じだったけど
 最近の作品は、かえってメジャーよりもシンプルな分
 クリアに聴こえるほどなのだ。←うまく言えないけど

・その後旅行で5日家を空けて、帰宅後いつものように
 仕事部屋で音を出したら、16畳に比べとっても音の鮮度が高く
 聴こえて、これはこれでまた驚いた。アンプはどちらも入門クラス?の
 ものだから、16畳まで広くなると音を飛ばすパワーが
 少し足りないのかも?とか思ってしまったが妄想かも。

...他にもいくつか発見?があったような...思い出したら書き足すつもりです。

ところで、システムを置いた子ども部屋が今後今回のようにスッキリする可能性はそうとう低い。来年の夏旅行で再現されるか?広々16畳オーディオのチャンスが再び訪れることを期待しましょう。


MC-2の位置はここに落ち着いた
部屋の特性?なのか左右SPを等距離に置くとセンターが
ずれるので若干非対称位置に置いている
うまく焦点が合うと?ヴォーカルはテーブルの
ちょっと手前辺りに背の高さでスッと立ちゾクゾクする
奥の壁の向こう側にドラムセットが定位し
シンバルやバスドラ他各ドラムの位置がわかるのも面白かった
SPスタンドは無名のアメリカ製でMC-2には頼りない気も


16畳になると再生音量もそれなりに大きくなる
すると左SPのウーハーがビビリ始めた
ビビリはエッジから発生していて慌ててユニットを外す
(SPのユニットを外すなんて初めてでドキドキした)
すると内部配線がエッジに干渉してビビっていたことが判明
配線の取り回しに注意してユニットを組み付け問題解決
それにしてもウーハーユニットの貧弱さには驚いた
小さなマグネットにフレームは薄い鉄板のプレス物...
当時1ペア定価12万5千円のSPとは思えないような...
SP内部は吸音材が目一杯入っていてこれも驚いた
SPに詳しい人からみたらどう映るのだろうか?
と...見た目心配になるものの音は今のところ
気に入っているから結果オーライ

August 01, 2009

母子不在中限定贅沢空間 '09夏 その1【16畳オーディオのこと3】



栗スピーカーとIKEAのSPスタンド「JUTIS」

奥さんと子どもがキャンプで不在。出発前、カビ防止のため湿気の多い8畳の子ども部屋の物を2階の奥さんの部屋に移動したので、子ども部屋がガラ〜ンと空いてます。こんなの引っ越し以来初めて

...またとないチャンスですよ♪

母子を見送って我が家にとんぼ返り。2階のワタクシの仕事部屋からせっせとオーディオ機器を移動し、仕事の合間や寝る前に16畳スペースでのオーディオ再生を楽しんで、早3日経過。

幸か不幸か雨が続き気温が上がらないため、エアコンのない8畳二間でも比較的快適に音楽鑑賞できている。んが、カリプソを使い始めると、やはり部屋の温度が上昇しました。むわぁ〜〜っと暑くなり、汗がじんわり...(汗) カリプソは夜間限定での登場です。

この3日間、SPやアンプを入れ替え、繰り返し同じ曲を聴き...素敵な音が出て浮かれたり、出なくてがっかりしたり...苦しいような楽しいような...いや、とても楽しい時間...限られてはいるものの..を満喫中。

残る時間はあと2日...ブログを書く時間も惜しみ自由になる時間のほとんどを、この贅沢な?空間でのオーディオ趣味に使っている状況です。なので、これも短い(笑)


Linfof工房 栗スピーカー


NHT Super Zero


ヤマハ NS-05


MUSICAL FIDELITY(ミュージカルフィデリティ) MC-2

前回の16畳オーディオは'09年1月20日でした。

January 20, 2009

3時間限定16畳オーディオ【16畳オーディオのこと2】


18日日曜日。母子は夜帰宅のお出掛け...せっかくだから「アレ」やっちゃう!?

去年10月4日、仕事部屋のシンプルオーディオシステムを1階の8畳間に移動して、一夜の広々?オーディオを楽しみました。アレは楽しいイベントだった。今日はこれの第二弾...いっちゃいましょう!

前回の記事はhttp://renaissa.blog03.linkclub.jp/index.php?blogid=4852&archive=2008-10-7

でも前と全く同じじゃつまらない。そうだ、年末の大掃除で隣の8畳間(子ども部屋)も片付いているので、この際ふすまを全て取り払い...前回8畳の一気に倍!16畳オーディオにスケールアップ♪そして!SPの位置は、一度試してみたかった部屋のほぼ中央に置く...SP後方にも十分なスペースを取った位置に決定。うーん盛り上がるぜ〜〜さすが大吉!←?

ですが、母子が帰る前には何事も無かったようにしておかなければなりません...と言うかこの部屋にお布団を敷いてお帰りをお待ちしている約束ですから、それまで許された時間...およそ3時間ちょっとで、今回のミッションを遂行しなくてはなりませんよ。急げ急げ!ああこのコソコソした緊張感がたまりません!←ビョウキ

喜び勇んで2階の仕事部屋から移動させたシステムは、例のごとく...

CDP:TEAC CD-3(定価45,000円)
AMP:Aura VA80SE(定価99,000円)
SP:NHT Super Zero(定価1ペア49,800円)

ついでに発売時の定価も記録しておきましょう。...これっくらいのシステムでオーディオ十分楽しいよ、っと...これは大きなお世話です...。

実際の購入価格は...CDPとSPはヤフーオークションでそれぞれ3,500円と1万円...アンプは昔、柏オーディオユニオンで新品2割引ぐらいで購入だったかな?

SPケーブルは16畳に対応するため前回の、ながのさんからいただいたTEAC OFCスピーカーケーブル(1.5m)からVictorのOFCスピーカーケーブル(5m)に変更。このケーブルは大型家電店で売っていた一番安いもの(5m2本一組で900円ほど)。となりました。そうそうCDPとアンプを繋ぐケーブルはこれまた家電店で普通に売っている一番安いタイプのフニャフニャRCAケーブルです。

SPスタンドはSONYの小型SP用中古。詳細は不明(これもヤフーオークションで6千円ほど)。天板は薄めのスチールでそれ以外はMDF材。まぁそれなりにしっかりしたものです。を畳の上にポン置きし、SPも何も敷かずにポン置き。加えてCDPとアンプは木製テーブルにポン置き。う〜〜ん、ポン置きまみれ。何という気軽さ!...単にセッティングノウハウが無いだけなんですが...(汗)

ではSPの位置決め。まずは奥の8畳部屋最前列?に置きましてひとまず音出しすると、な〜んかセンター定位が曖昧。センターに来るはずのヴォーカルが左に偏ります。他の楽器の定位も変。左側SPすぐ後に机があるせいかな?とにかくおかしいのは確かなので、試しに敷居を跨いで自分のいる8畳側に移動し音出し。すると普通に定位。机が関係しているのか?斜め前上にある鴨居も影響していたのでしょうか?

さらに後への移動は長女の勉強机があって無理。あまり時間もないので、この位置に決まり。状況は下の画像の通り。


リスニングポイントからパチリ
小さいSPがますます小さく見えます


SP後方からパチリ
ボリューム調整しやすいようにアンプを手元に置きました


テーブルにポン置きしたCDPとアンプ
...CDPやアンプにはリモコンが欲しいなぁ

さて大まかなセッティングが終わり音楽&オーディオを楽しみましょう。最初の一枚は最近お気に入りの「THIS IS THE KIT/KRULLE BOL」これは仕事部屋で聴いたときに意外に豊富な?音場感の片鱗を感じて、期待して実家で聴いたら、期待ほどでもなくてちょっと寂しくなった1枚。

ところがいきなりこの作品でぶっ飛びました。ヴォーカルは1枚目画像の子ども部屋、部屋の中央にぶら下がる丸い室内灯の下に立ち位置で定位。ドラムは子ども部屋の右手一番奥あたりに定位。ギターは子ども部屋の左手、ヴォーカルとドラムの中間あたりに定位。位置関係が3次元実物大?完全にSPから音が離れていて、これはトリハダモノです。ミラクルです(嬉泣)

もっとも全ての曲がこんなではなく、数曲が(たぶん)一発録りで、かつマイクセッティングもかなりシンプルだったのではないかなぁ?と。ヴォーカルにエフェクター?みたいの掛かってますが、それでも位置関係だけでなく場の空気感がけっこう感じられて、かなりステキなのでした。

このときアンプのボリューム位置は仕事部屋で聴いているときの2.5倍。部屋のエアボリュームが増えた分、SPにも頑張っていただかないとならないのでしょう。それとボリューム位置がけっこうシビア。ほんの少しの音量差でリアル感がガラガラ変化するので、真剣に微調整し、ピタッと合うとまた幸せが舞い降りる〜♪

...しかし、当初のコーフンも時間の経過とともに納まって、もう少し冷静に聴いてみると、狭い部屋でSPに近づいて聴いているときのような、音の細部がこちらまで届いてこないことに気付きました。ミュージシャンの位置的なリアル感?空間感?はステキだけれど、音そのものは、かなりザックリとして大雑把な音質って言うのかな?

もう少し細部が聴きたい知りたい!とボリュームを上げると、部屋のエアボリュームにSPの能力が追いつかないのか、苦しげな音になってどんどん喧しくなってしまうのでした。残念...。

てことは...高性能システムでもって、しっかりチューニングできると、空間感と細部感がきっと両立しちゃってるんではなかろうか?な〜んて。そしたらどんだけすごいのだろう...きっとハードなマニアの人達はそれを求めて悶え楽しむのだろう〜ああ妄想が広がる広がる...(笑)

と、ひとしきり大好きな作品でワタクシも少ない年収なりに悶え楽しんだところで(笑)、次に先日中古本で入手したオーディオ的におもしろい作品を再生しました。これは「AUDIO BASIC誌 vol.29 2004年冬号」の付録CD、「鮮度バツグンのオリジナル生録・心に染みるJAZZピアノトリオ『My Bonnie/SO BAD Trio』」です。...前回10/4のJAZZピアノトリオ付録CDとは別...

内容はJAZZピアノトリオ(ピアノ/ベース/ドラム)の演奏を、マルチマイク録音/ワンポイント録音/ダミーヘッド録音(バイノーラル録音?)と一度に3パターンの録音法で収録し、マイクの音色の違いやマイク位置の違いによる聴こえ方を比較試聴しましょう。なんて贅沢で欲張りなモノ。

当然!ワタクシごときにはマイクの音色違いはよく分からないものの、3パターンの録音法はハッキリと違いが「ワタクシにも!」分かって、とても楽しめました。

空間感はダミーヘッド録音がもっとも自然で好ましかったものの、音の綺麗さ?ハッキリさではマルチ録音に軍配。ワンポイント録音はダミーヘッド寄りに空間感がありつつ音もしっかりしていて、一番気持ちよく聴けました。マルチは離れているはずのピアノとドラムのシンバル位置が重なっていたりして不自然に感じたのですが、これはうちのシステム&セッティングのせいなのか?このへん謎です。

ちなみにマルチでは、例えばベースの音はマイクをベースのすぐそばに置いて収録しますからベースの音だけがとても良く聴けます。つまりベースの音色的にリアル?

変わってワンポイントではマイクが楽器から離れているため、楽器の音色的なリアル感は若干後退するものの、奏者の気合いの鼻息だとか、テンションが上がって足が動き床がきしむ音などが混在していて、これがとっても演奏の場のリアル感に繋がって聴こえるのです。自分はこのほうが好きだなぁ。

とかとか、オーディオ的にとても楽しめた作品でした。あーおもしろかった!

さぁタイムリミットが近づいてまいりました。最後にふすまを元に戻し8畳オーディオにしてみます。8畳って決して狭くないはずですが、1/2になってしまうと随分狭く感じます。

SP位置はあえて動かさず、SP背面とふすまとの距離は20〜30cmほど?これで音を出すと...うわ〜〜ミュージシャンがふすまに沿って横一列べたーっと並んでます!何という拷問...。即行でSP位置を前進。これで多少空間感は出るもののSP後方がズバッと開けた16畳とは全く別物。前後圧縮空間ですね。


ふすまを元に戻して聴いて驚いて慌ててSPを前に移動

が、しかし、音の鮮度は相当アップしました。音の細部が聴こえるし、響きも全然キレイでまるで空気が浄化されたよう。マイナスイオン出てますよって感じ。ヴォーカルの口元が見えるようです。ああ、快感。16畳より空間情報は激しく薄れ、ミラクル感とはサヨナラになりますが、音楽としてはこっちのほうが楽しい。

こうなるとSPスタンドの下にしっかりしたモノを敷いて&SPの下にも何かかまして、安定性をアップするだけで、もっとスッキリ&音のピントも合ってくるんではないかな?SPケーブルをもっと短くすると?とか雑誌からの受け売り妄想が始まっちゃいます。

それにしてもこの変わり様には驚きましたです。SPって前に音出しているいるのに、後方の空間の違いでこうも変わるものか?と。いや、空間と言うより音の反射かなぁ?SPの周囲にも音がいっぱい放射されていてそれが反射して前からの音とブレンドされて...部屋(ルームアコースティック)の重要性、なのでしょうね...。みたいのを実感した、本日の3時間限定16畳オーディオでありました。

...無反響室なんかで音楽聴いたら窒息死するんじゃないか?とか思ってしまいました。



とかとか得たモノはあれこれあったような気がするけれども、それをこの先活かせるのか?

...自信無し(笑)

October 07, 2008

一夜限りのオーディオタイム【16畳オーディオのこと1】


4日夕方。

1号を眺めながらの昼酌?を終えて...今日は一人でこの部屋で寝るんだなぁ...寂しいなぁ...なんて考えていたとき、ふと思い立ちました。

一人でこの部屋で寝る→この部屋を一人で使える→この部屋は8畳で物が無い→憧れの広い部屋→広い部屋と言ったらオーディオ!→こっちに運んで聞いちゃう?→どきどきどき→一夜のチャンスですよ?→それに寂しくない!(笑)→決定〜!

思い立ったら吉日&善は急げ?搬入はアンプ一つとCDP一つと小さなスピーカー&スタンド二つだけですからお手軽です。そそくさと2階仕事部屋のシステムをこの部屋に移動しました。

移動した部屋は和室8畳で、続きでもう一間和室8畳あります。もう一つは子ども部屋で物がいろいろ置いてありますがエアボリュームとしてはほぼ16畳分。和室ではありますが、まさに夢のようなオーディオルームが出現です(嬉泣)



早速音出ししながらSPをいろいろ動かし、画像のようにSP間を広く取った位置が最も自然に聴こえて決定。ボーカルがセンターに定位しないのは、右側奥にあるタンスが原因なのかな?Auraのアンプには左右のバランスコントロールがありませんから、片側SPを少し奥に動かして無事ボーカルはセンター定位しました。

部屋の中がシンプルだと自分みたいなレベルの人間にも音響調整も分かりやすくていいなぁ、なんて感心したり。

続いて耳の高さ調整は椅子代わりの布団や座布団で行って一番良い具合に聴こえる高さを決定。最後にSPの内振り角度をあれこれ試し、まぁこんなものかな?と決定。この段階...音を出す前から目の前に広がる広々空間にうっとり(笑)

さぁ位置が決まったら、まずはオーディオ的に音楽を楽しもう。

果たして出てきた音は...SPは同じですから音質みたいのは変わらないのですが(当たり前?)、SPが伸び伸びと歌っているのが分かって、これだけでもうけっこうな幸せ気分です。実家のほぼ四畳半で聴いていたものとはハッキリと別世界。やっぱ部屋って...。

特に感激したのは、JAZZのピアノトリオ。これはオーディオベーシック誌の付録CDで、ワンポイント的な録音作品です。リスニングポイントに座ってSP側を見ると、SPから奥のスペースが見かけ上ライブ会場と同スケール...ステージから数メートル離れている位置関係になります。

で、音を出すとSPの奥に、リスニングポイントから数メートル離れたほぼ原寸大のピアノトリオが出現するのです。当然音量もスケール的にリアルになるような音量に調整。そして、適切と思われる音量になった瞬間、目の前の空間がライブ会場に変わる...再生しているSPはNHTのSuper Zro。たった幅14cm高さ22cmの小さな小さな2ウェイがこんなイリュージョン?を再現してしまいます。

リアル感に拍車をかけるのが、録音はワンポイントなので?SPからは全く音が聴こえずに、その奥の空間自体から音達が聴こえる...と言うかピアノトリオが存在して演奏しているように聴こえる?見える?って感じです。

そりゃぁ音のリアリティとか音像の立体感は大したこと無いですが、自分にはとても感激的な体験でした。特にドラムは動きのある楽器ですから、シンバルやバスドラの位置が実物大で分かってすごく面白い。ピアノも「指の動きがわかる」なんて雑誌で表現されますが、たしかにそんな感じも伝わってきて「おお、これのことか?」とか感激でした。ベースは小さなSPゆえ、低音がきっと足りないのでしょうけど、ボンボンと渋く響き、心地よかったです。

次に感激したのはクラシック。特に弦楽4重奏とオーケストラ。これもオーディオベーシック誌の付録CDで、優秀録音で知られたレーベルのサンプラーです。

弦楽4重奏のチェロ?の響きがホールに広がってステキ〜。目の前が小ホールに変身しました。オーケストラの出す音がこれもホール一杯に響いて、SPの奥がまるで演奏会場みたい〜〜。と普段クラシックとは無縁なワタクシですが感激しまくりでした。...感激しているので表現が一々オーバーですが...。ホールトーン?が豊かな録音ってホント気持ちいいんだな、って思い知らされました。

次は...これもこれもオーディオベーシック誌の付録CDで、バイノーラル録音されたフィールド録音物です。滑走路からジェット旅客機が飛び立つシーンでは、SPの外側まで音が広がって目の前をジェットが離陸してゆく姿が見えるようでした。すげー。森の中のフィールドレコーディング物では、野鳥が本当に部屋にいるようで、ちょっと鳥肌ツブツブ。海岸の波がうち寄せる音も実家ではありえない広さに広がって浜辺にいるよう。

などなどひとしきりステレオ再生を意識した録音物でオーディオ的な快感?を楽しんだところで、やっぱり主役は自分の好きな音楽だよね、とお気に入りのCDをピックアップ。メインイベント突入です。

音が出て...覚悟していたことですが、再生時の位置関係とか全体の響きの統一とかがあまり考えられていない物ばかりでオーディオ的?にはチグハグ&ちょっと寂しいのですが、広い空間でSPが伸び伸びと歌えると、特にボーカルがどれも素晴らしく聴けるのが分かりました。シンプルな曲...ボーカルのみとか...によってはボーカルが障子の向こう側に実在するようにすら思え、思わず身を乗り出してしまいます。

くるりの大好きな1曲「ばらの花」なんて素晴らしすぎて泣けました。歌詞がいつも以上に染みてきます。この曲はギターとエレピアノがそれぞれ左右のSPの中にベッタリ...この日いくつか日本のアーティスト作品を聴いたら、日本の曲がこーゆー録音が多い?逆に洋楽は少ないのでした。たまたま手持ちの作品がそうだったのかもしれないけど...。でもでも、それをさっぴいても大好きな曲が朗々と鳴るのは気持ちいい。遠藤憲司の「満足できるかな」は実家にあって、コレを聴けなかったのが残念で仕方なかった。

そして一夜明け、翌朝もちょっと聴いてみました。今度は奥の障子と窓を開けてSP後方のエアボリュームを無限大モードです。かな?センターの窓2枚分しか開かないけれど、音場は奥へ広がり、音像にも少し立体感が出ました。これも気持ちいい。

の、ですが...窓を開けると家の周囲の環境ノイズが少なからず加わって音の細部がマスクされました。窓を閉めているときのピーンとした緊張感みたいのが薄れて残念。難しいものですね。

とにかく素晴らしい体験ができました。またチャンスがあったら楽しもう!