August 18, 2009

2号 林道大好き 神リンドゥー/林道 日川線/林道 焼山沢真木線 その2【09林道 その7】


...つづき

デリーベイで空席待ち
さぁ20号に出てお次はデリーベイさんにまっしぐら。珍しく12時半頃着くと店内満席で5分ほど待ちました。繁盛何よりその調子!...この夏の変な天気のせいか7、8月は例年より盛況だったとマスター嬉しそうでした。

伝説になるのか?(笑)
先客が数名ご馳走様してカウンター席に座るなりマスターが開口一番...

「先日、京都からお仲間(エモリさんのこと)が来てくれました」

「聞きましたよ!よく来ましたよね〜!」

「わざわざうちに食べに来たって言ってましたがホントですかね?
  ご本人はそう仰ってましたが、さすがに京都からですからね...」

「我慢できずに行きました、ってぼくにも連絡ありましたから
  間違いないでしょう。それにしても日帰りですもんね!
  本人は『命懸けでした』って言ってましたけど(笑)」

「とても嬉しいんですが、あの時ご本人に『本当ですか?』って
  問い直すのも失礼かと思ったので(笑)」

「本当ですよ(笑) ところで何時頃来ましたか?」

「オーダーストップの2時半です。京都から来ているなんて
  わかりませんでしたから、断って店閉めようかと思いましたよ(汗)」

「それは酷い!!(笑)」

  etc...

私信:エモリさん、マスターは本当に嬉しそうでした。他のお客さんにも聞こえるように「京都から」「京都から」とマスターの声が大きかった気がします(笑) ありがとうございました!

いっぽうワタクシは3連?4連?頓挫のリベンジでライス少な目カシミールとデリーベイ極辛の2杯いっちゃいました。お腹パンパンですが、正に食の至福。


京都から京都からとご機嫌なマスターが
突然ガツン系のソースをライスにかけてくれました
エモリさん効果か?(笑)&エモリさんに感謝

お土産選びも楽しい♪
山梨は果物シーズンと言うことで子ども達にお土産を...果物農家に詳しいマスターに桃を安く買えるお勧めの場所を伺い、重いお腹を抱えるように店をあとにしました。場所はデリーベイからフルーツ公園に向かって右折する交差点右手の「まごころ農園 まんさい市場」は、すぐにわかりました。


「まごころ農園 まんさい市場」
街道沿いに並ぶ桃狩りの店とは違い直売所店舗なので入りやすい

勧められるまま旬のブドウや桃の味見をたくさんして、いくつか購入。店の方はとても親切で総額850円にも関わらず、バイク&リュックにそのまま入れると桃は当たって潰れるから、と小さな箱3箱に分けて厳重に梱包してくれました。...桃なんて一番安い1個100円のなんですけど...果物への愛と心意気だなぁ、とプチ感動。

ちなみにワタクシの予算では買えませんでしたが、皮ごと食べられる「山梨マスカット(一房1200円)」がうまかったなぁ〜!この品種はこれから数週間が旬とのことで、シーズン中になんとかお土産にしたい!と思いました。


山梨マスカット
皮ごと食べられるブドウって知らなくて感動...おいしかったし
帰宅し子どもに自慢したら「知ってるよー」だって...しょぼーん...

五感の贅沢、命の洗濯
さて、林道ネタからずいぶん脱線が続きましたが...帰路は...今日は早めなので来たルートを戻りましょう。20号に出て、笹子トンネル手前から大菩薩初鹿野線(だいぼさつはじかのせん)へ。道幅広い快適路をしばらく登ると林道 焼山沢真木線(りんどう やけやまざわまぎせん)入口。木々に囲まれた地帯を抜けると視界が開け俄然雰囲気が良くなります。

晴天なものの、相変わらず雲が多く、空が白く飛んじゃって記念写真には玉にきずでしたが、途中何度も何度も好き勝手に停車してはパチパチ。雲間からお日様が出るのを待つ間、山の間を通り抜ける白い雲を眺めたり...静かで贅沢な時間。

ここから日川線を抜ける間、いったい何度停まって記念写真を楽しんだでしょう。もちろん走りも!

主用回転域は2号の一番美味しいところ3速4速3000〜5000回転。優しい鼓動感と淀みなく盛り上がるトルク感をじっくり味わいます。当然速度は上がりませんから真からリラックスして右へ左へスーイスイ。軽い旋回G、トトトッと立ち上がるコーナー出口...4DN乗りさんなら分かってもらえると思いますが、ホントに気持ちよいのです。

夏休み期間の土曜にこんな素敵なルートをほぼ貸し切りだなんて(帰りはオフ車2台とすれ違っただけ)とっても幸せ。...ただし、こういう場所が気持ちいいのは(もちろん個人的には)「晴れていればこそ」です。曇ってるとなんだか寂しくなってしまうんですよね...。


2号召喚?焼山沢真木線の渓流にて
ここは子ども達の渓流遊びにちょうどよさそうな場所でした


遠く連なる山々を大きな真っ白い雲が
次々と飲み込んでゆく様子はおとぎ話の世界のよう...
雄大な眺めでした 焼山沢真木線にて


頭上を走る送電線はまるで極細のスミ罫線を
ロットリング(古い!)で空に描き加えたよう...
視界に鉄塔は見えずただ罫線だけが上空を横切る
不思議な眺めだった 焼山沢真木線にて


焼山沢真木線から見た日川線起点(左手方向)
右手方向は湯ノ沢峠へ向かうダートになります


ここは日川線で一番好きな場所
往路/復路どちら方向に走っても爽やかでステキな眺め


日川線終点は大菩薩初鹿野線に合流
柳沢峠側からだと木立の陰になっていて
見過ごしやすく素通りしてしまうかもしれない


大菩薩初鹿野線の柳沢峠方向下りツヅラオリが始まったあたり
ここもよい眺めで遠くにループ橋?と巨大な送電線が見えます

大菩薩初鹿野線へ出ても上日川峠までは似たような雰囲気が続くので、引き続きリラックスライディングを満喫。途中、いつもゲートが閉まっている「林道 土室日川線(りんどう つちむろひかわせん)」が開いていたのでウヒョ♪っと進んだら、少し先にさらにゲートがあって封印中。ガッカリでした。ゲートを越えて徒歩で少し歩いたら全線フラットダート?って雰囲気でした。

帰路は楽しく急ぎ足
柳沢峠から奥多摩方面の下りではまたしてもリッターネイキッドさん2台と絡みます。ホント不思議。ここはスピード感があってグッときます。遅いですが(笑)

お礼をして再び一人旅でドンドン進んで、周遊もドンドン、都民の森でオシッコして、再び檜原街道もドンドン。人車一体感がアップしてますから、とりわけ民家皆無&貸し切りになる甲武トンネル前後はリラックスしてアグレッシブに。都民の森から自宅までメッチャ楽しい凝縮の40分間。

午後6時無事帰着。夕食に間に合ったかな?と思ったら台所の網戸越しに口をモグモグしてる母子と目が合った(笑) 今日の夕食は早いねー、って子ども達が嬉しそうに「今日はお母さん寝坊してお昼抜きだったの!だから夕飯早いんだ!」だって...(苦笑)

...ワタクシはカレー2杯で腹一杯なので夕食はパス。シャワーを浴びて、画像をPCに落としつつ一息ついて子ども達と一緒にお休みなさい。

布団に入ってから子ども達に今日1日の出来事をお話しして終わる夏の1日。なのでした。

走行:31,851km
燃費:35.3km/L (226.1km/6.4L,126円/1L)
走行距離:285km



追記
今回、林道の正しい「よみがな」を確認するためいろいろ調べたところ、結局山梨県のHPで県内の最新道路情報がよく整理/公開されていることがわかり、とても参考になりました。

「よみがな」については、トップページの右上に「ふりがな」表示ボタンがあり、ここをクリックしてから林道情報へ飛ぶと正しい読みが分かるようになります。...林道情報は情報ページを探すよりもトップのサイト内検索を使うと早いですけど。

ただし...県営の管理事務所に直接電話で「よみがなを確認しています」と問い合わせると濁点の付き方がHPのふりがなと微妙に違ったりしました。

例えばHPでは「やけやまざわまきせん」ですが、電話では「やけやまさわまぎせん」と言われました。「さわ」なのか「ざわ」なのか?「まき」なのか「まぎ」なのか?...でも、あまり神経質にならなくてもいいかもしれませんね。


August 17, 2009

2号 林道大好き 神リンドゥー/林道 日川線/林道 焼山沢真木線 その1【09林道 その6】


ちょっとグチらせて
今月はなかなか乗れません...。

用事があると晴れる。走ろうと思うと雨。この夏、3度デリーベイ行きが中止になり、そのうち1度はヤフーオークションで知り合ったライダーさんとお仲間2名を案内するはずのツーリングが朝からの大雨で中止、2度はソロで、地元が晴れているのに走り出して奥多摩に近づくと雨で撤収...なんて惨憺たる有様です。

...7月の終わりに志賀高原行きを計画していたのも梅雨が再開してNGだったなぁ...遠い目。

ダメもとで出発
まぁ自然相手では仕方ない。めげずにチャンスをうかがって...しかし14日もダメになり、うーんこしゃくな!で、15日朝。多少天気が悪くても行っちゃおう!と決めて早起き。先日のチェーン調整はやや張りすぎの感があり、出発前に急ぎ規定内緩めに再調整。これが大成功で気持ちよく走り出せたのは幸先よかった。

思わぬ芸能ネタ
朝食抜きだから周遊あたりでパンを食べようと、先日小一時間ドリキンの講義を受けたコンビニに寄ると、オーナーさんたら、ワタクシの顔を見るやいなや事務室に飛び込みポケットアルバムを1冊手に戻ってきました。...オレが来るのを待っていたのか!?ってぐらいの勢いだった(笑)

アルバムを開くなり指さした先には今話題沸騰?の「のりぴー」さん若かりし頃の生写真が。写真の正体は...コンビニオーナーさんと知り合いの元レーシングドライバー山崎なんとかさんが当時「のりぴーレーシング(?)」に所属していて、サーキットに応援に駆けつけたのりぴーとのツーショットなのでした。

ちなみにこの山崎さんはうちのロゴがお世話になっている整備屋さんチューニングの86で全日本チャンピオンになった由緒正しき?方だそうで、嬉しそうにその話をするオーナーさんがかわいかった(笑)

快調2号
しかし今日はゆっくり話を伺う時間もなく、86乗りの友人を連れてまた来ます!と菓子パン買って出発。2号はRブレーキはまぁ良好。シフトペダルのピロボール注油とペダル位置再調整でシフトフィールはグー。プラス、チェーンの張りが決まって4000〜5000あたりの鼓動感がまろやかになり気持ちいいったらありゃしない。メンテバンザイ。...実際には整備前よりは快調、ってことで完全ではありません...とほほ。

神リンドゥーへ
快調に檜原街道を進み、先日mucchiさんに教えていただいた「神リンドゥー(注)」にようやくアタックです♪...林道名は内緒にしたい雰囲気でしたので伏せておきますね。

(注)神リンドゥー:完抜(行き止まりでない)で素敵な雰囲気(景色良し&フラットダートあり)の林道を指す?

リンドゥーに入ると、ほっほ〜確かにここは良い雰囲気!驚くことに崖側には高さ20〜30cmの出っ張りがあるだけで、ガードレールが無いところもチラホラ!林道自体歴史を感じさせるものの路面は荒れていない。...電柱が続くのは仕方ないですね。視界が広がるポイントからの眺望はあいにくの曇り空でイマイチでしたが、眼下にいつも走っている檜原街道を見下ろせるなんて感無量。いやーこれは新鮮で楽しい。


眼下に檜原街道が!感激でした


ガードレールがない部分はとりわけよい雰囲気

今日はこれぐらいにしておいてやる(半ベソ)
ご機嫌に進むとダートが登場...しかし...檜原一帯は雨が続いたせいか、一部ドロっておりまして、そのまま進んだ結果ドロ化2号を必死に掃除するある日のワタクシの姿...なんてのが脳裏をよぎったりしてさっきまでの高揚感は急降下...デリーベイ行きもあるからここは無理せず引き返すことに決めました...悔し〜!...とにかく情報くださったmucchiさんに感謝!


ダートが始まってすぐの場所にて
画像ではわかりませんがドロ地帯があって
その先もどうなっているか不明
今日は安全策をとって前進断念

さ、さむい...
再び檜原街道に戻りスイスイ進んで都民の森...知り合いさんはいませんね。気温19度...檜原街道に戻ってから月夜見Pまでは薄い上着とTシャツで走行中、体感温度は12〜3度って感じ。震えるほど寒かったものの、川野方面に出ると幸い空は青空気温も上がってホッ。ところが?川野区間でいきなり2箇所もバイク事故があって警察だらけ...。明日は(今日も)我が身にならぬよう気を引き締めて周遊をあとにしました。


夏とは思えない涼しさ...どころか寒さ?
それでも都民の森Pにはバイクがたくさんいました


月夜見第一Pから奥多摩湖を見下ろす
Tシャツ姿のおじさんライダーに「こんにちは!」すると
おじさん「今日は寒いですねー!」
に答えて「上はもっと寒いですよ〜」
おじさん「えええ〜?」とかとかちょっぴりお喋りもまた楽し

花魁淵付近は不思議と絡む
411号に出て柳沢峠を目指します。少々クルマバイクが多いものの、いつものようにたくさんお礼をしながら前進。花魁淵からリッターネイキッドさん2名と絡みました...またか...。登り直線ではいかんともしがたいものの、峠手前のコーナー連続区間ならそれなりに楽しくランデブー。途中前が詰まったところでありがたく譲っていただき柳沢峠。峠に出ると真っ青空に白い雲。天気が嬉しい方向にがらっと変ってくれました♪

大菩薩初鹿野線から日川線へ
富士山は見えないものの下りツヅラオリは無理せず楽しんで、先日mucchiさんと大雨の中恐々として下った県道218号大菩薩初鹿野線(だいぼさつはじかのせん)を逆から入り、今日最大のお楽しみである林道 日川線(りんどう ひかわせん)から嵯峨塩(さがしお)方面に向かう未踏の林道を目指します。

上日川峠を越えて快適な道をしばらく下るとダム手前で日川線入口(終点)が登場。日川線に入って間もなく、蝶々がいっぱい飛んでます。とその先に捕虫網を持った人が道の真ん中を歩いてる。前回訪れた時にも家族連れで採集中の人がいて、この辺は蝶々採集の名所なの?とにかく土日は人影注意、を脳内インプット。

'09現時点ワタクシ内好感度No,1林道...日川線
それにしても全線舗装になってあまり時間が経っていないここ日川線は、夏の緑と青空と白い雲、真新しい黒い舗装面に真っ白なガードレールが映えて、これはこれでとっても美しい。景色もいいし程々のペースで走りもクネクネ楽しめて気持ちいいなぁ!

...これでガードレール無し&フラットダートなら最高だろうけど、きれいな舗装路もいいもんです。そう言えば、この日川線は道幅が少々狭いものの(幅員4mと表示あり)路面はいいからチマメッタ号でもけっこう楽しめるかな?チマメッタさんは訪れたことがあるだろうか?なんて頭をよぎったり。

林道 焼山沢真木線(りんどう やけやまざわまぎせん)
快適な日川線を味わい、いよいよ嵯峨塩方面、林道 焼山沢真木線へ。しばらくは日川線同様開けているものの、そのうち周りを木々に囲まれて走るごく普通の舗装林道になり坦々と下る感じ。通行止め中の不明林道への分岐点で標高1500mと表示があり、意外な高さに驚いた。確かに雲の多い今日は山間を流れる雲の様子を若干見下ろすような展望があり、なかなかに幻想的でした。


日川線と焼山沢真木線の合流地点
数年前まではダートでしたが今はピカピカ舗装


標高約1500m
すぐ向こう側を雲が流れてゆくのが幻想的


焼山沢真木線後半はこんな雰囲気が続く

その後特に変化無く、龍王宮って神社の入口を過ぎるとあっけなく大菩薩初鹿野線のふれあいやすらぎセンター付近に合流。ということで日川線+焼山沢真木線は完抜と分かり、また楽しいルートが増えました♪ただ、ここを使ってしまうと上日川ダムの股間がスースーするトイレ...じゃなくて上日川ダムをパスしてしまうのが少々寂しいかな?気分で使い分けましょう。


あっけなく林道 焼山沢真木線起点に出ました


大菩薩初鹿野線20号側は広々としてこれもまた快適ルート

デリーベイで空席待ち
さぁ20号に出てお次はデリーベイさんにまっしぐら。珍しく12時半頃着くと店内満席で5分ほど待ちました。繁盛何よりその調子!

つづく...


July 07, 2009

2号 林道を訪ねて 県営林道 和見棚頭線/町営林道 棚頭線【09林道 その5】




気になる脇道
お気に入りのご近所ツーリングコースである旧甲州街道/県道30号線。ここを東京方面から入って少し走ると「和見」と言う地区に向かう分岐点が現れる。4月に一度進んでみたものの、舗装工事中で路面はドロドロ。この時はあえなく引き返した。

帰宅しツーリングマップルで確認すると道は和見地区で行き止まりの様子。とにかく「和見」はどんな場所なのかこの目で確認したいものだ、と6月15日に2号で訪れてみた。

パッと開けて
旧甲州街道から和見地区方面に逸れると、なかなかきれいな路面&程々の道幅のままどんどん山の中を登りつつ進んでゆく。谷側に時折作業場が現れるものの民家はない。...上野原から入って鶴峠手前の感じに似ているなぁ、なんて進むとクネクネがいくつかあって、突然視界がやや開け、山の斜面に張り付くように民家が点在する和見の集落が現れる。

...この何もない山道の先にパッと視界が開けて出会い頭に集落が現れる驚き?感激?...この感じの何がいいのか言葉にならないが、とにかくたまらない感覚だ。だから行き止まりかもと思いつつ、ついつい脇道に入ってしまう。

集落に出たと同時に道は狭くなり路面は荒れ、引き続き山へ向かってクネクネと登り続ける。するとさらに視界がわっと開けて、ここは2段構えの開放感。にまた感激。思わず2号を停めてぐるり見渡すと、来た側の遠く下界に上野原だろうか?街並みが霞んで見えるのも素敵だ。


突然開ける視界にうっとり

ちょいとお邪魔します
マップでは行き止まりにしか見えないがとにかく進めなくなるまで、と再び2号に跨り少し走ると「分校→」の小さな看板が立つ脇道が1本...ちょいと寄り道...すぐに立派な杉の木に囲まれた神社が現れ「お邪魔します」とご挨拶とお賽銭。

その下には山間には不釣り合いなほどのモダンな鉄筋建築が...ここが分校らしい。小さな校庭では生徒一人と先生一人がフラフープで運動する様子が見えた。...帰宅後ネットで検索すると生徒数数名の小さな分校に間違いなかった。数名の生徒と先生の学校生活はどんなものなのだろうか?と同時に1学年15クラスあった自分の子供時代が頭をよぎった。

行き止まりじゃない!
来た道を戻りさらに上へ。草刈り中の老人と目が合い、会釈するとにこやかに会釈を返してくれて、ほっ。...平日の静かな集落に余所者バイクが分け入ってゆくのは少なからず後ろめたさがあるから、笑顔が返ってくると本当にホッとする。

そのまま進むと、道は終わらずに林道入口が現れた。「えええ!?」案内板を見ると「林道 和見棚頭線/終点」とあり「ってことは始点があるわけだから...何処かへ繋がってる?」先に進む気満々だったが、今日はここで時間切れ。同時にデジカメも電池切れして、潔く撤収。


道は続いていた

出直し
17日。時間が取れて早速林道リベンジ。当然お楽しみは現地にて!ってことでネットでの下調べは無し。まるっきり15日の続き...林道にありがちな途中で通行止めがあるかもね?を心に準備し、さぁ突入。は、いと楽し。

いざ和見棚頭線
薄暗い杉林の中を貫くコンクリート舗装のやや苔むしたようなムーディーな道...は数百メートルで終わり、1.5車線幅のキレイなアスファルト舗装の道に切り替わった。...たぶん数年しか経っていない新しい舗装...適度なクネクネでこれはこれで楽しく気持ちいい。間もなく杉林を抜けると視界の開けて山の斜面を走るようになり、景色もそこそこ。林業が今も行われている雰囲気ヒシヒシ。正に林道。


かなり歩き(登り)ました(笑)&ブーツドロドロ(涙)


遠くにきれいな杉林
その手前には植林された?斜面が

どんどん登ると「雨降山」「権現山」「不老山」へ至る登山道入口が左右にある峠?着。また、ここからは「林道 梶尾根線」へ分岐しているがその入口はガッチリ封鎖。入口から先の道(未舗装路)の路面には雑草が生えていて車両はしばらく通っていない様子だった。

出たフラットダート♪だがしかし
さて先に進みましょう。この峠?を境に下りとなり、路面はフラットダート。この先ダートが続くのかな?期待と不安。んが、少し走るとあっけなく舗装路登場。と、また少々ダートが続き、そして舗装路。あとはずっと舗装路だったかな?ちと残念。この辺の雰囲気は松姫峠から大月方面への下りのもっとチマチマして路面に小石や枝葉がたくさん落ちている道、って感じだろうか。勾配もけっこうキツイ。路面がキレイなら楽しそう。


楽しいフラットダート...短いのが残念

完抜...と言うらしい
路面の落下物や湿った部分に気を付けつつ進むと再びうっそうとした杉林の中を下るようになり、突然和見棚頭線終点...じゃなくて始点の看板が登場します。と同時にここは「町営林道 棚頭線」の終点。と言っても道はまったく同じ雰囲気で先に続いていて、名前だけが変わる感じ。何が境目になっているのか不明。


林道 和見棚頭線始点であり林道 棚頭線終点

そのままどんどん下るとちらほら民家が見えてきてさらに進むと突然旧甲州街道/県道30号に突き当たって林道終わり。まさか和見の先に林道があって、さらにまさか、その林道が再び旧甲州街道にまた出るだなんて...。このところ行って戻ってのピストンタイプな林道続きだったこともあって、本当にビックリ&嬉しい誤算でした。...事前調査していたらこの感激?はなかったろうな、なんて思ったりも。

しかし、喜びもつかの間、この日はここで時間切れ。林道に戻らずに30号を使って帰宅。ああ後ろ髪。

...棚頭線の手前には「亀石」と呼ばれる奇石があったり、その先には「棚頭の仁王像」なる文化財があったり、歴史ある地域らしさも散見されました。


奇石「亀石」...上から見たほうが亀に見えました

4度目の正直
さて、和見地区から棚頭地区へは走り抜けられたものの、逆はまだ。と言うことで今月に入って再訪です。が、3度目は時間切れで峠まで。そして今月5日、4度目にしてようやく一往復、長かった(笑)

強い雨が続いたせいか6月に比べ路面の落下物がさらに増え、スイスイと言うわけには行きませんでしたが、棚頭側からのほうが登り勾配がきつくタイトで落下物も多く、なかなか険しい感じでした。...2〜3箇所現れるフラットダートでは調子に乗ると?緩いカーブでリアが「ズササ」と流れたりして怖楽しかった。って何をしに行っているのやら。

こうして4度訪れて、いずれも人の気配はほとんど無し。バイクのエンジンを止めれば小鳥たちのさえずりが響くだけの実に静かなこの林道は、我が家からバイクで20分少々でアクセスできてしまう好立地?春から秋の3シーズン、ちょっと気分転換に良い場所がまた一つ増えました。

奇遇の奇遇
4輪で集まってニヤニヤする会」のステキ兄弟mucchiさんとototoさんのツーリングルートとワタクシのお楽しみルートが被っていて奇遇!でしたが、先日mucchiさんのブログにて「30の途中から林道」って、もしや!?は、もしや、でした(笑) いつかバッタリ会える日があるかと思うと楽しみで楽しみで。


June 18, 2009

2号 林道を訪ねて 笠取線 大ダル線 その2【09林道 その4】



笠取線 深静峡の苔むした道

喉元過ぎればなのか、忘れっぽいのか
勝手に深静峡の雰囲気に怯え「林道なんて!林道なんて!」半ベソで逃げるように林道 笠取線入口に戻りほっと一息...したのもつかの間、ゲートの倒れた立て看板を見たら行方不明者情報求むに駄目押しの「ぞぞぞぉ〜!」...(泣)

「ボクちゃん、もう帰ろうかな...」

とは不思議と思わなくて、とりあえず走り出し少し下った先にある大ダル線入口はゲートのポールがビシッ!と天を貫くように開きウエルカム状態。それを見たら喉元過ぎれば何とやら?で「こっちは大丈夫!(なはず)」これまた勝手に意気揚々半分、ドキドキ半分で突入しました。


いらっしゃ〜い!by大ダル線入口

林道 大ダル線
林道 大ダル線の雰囲気は、薄暗い樹木のトンネルをくぐって...ってのはほとんどなくて、大概片側の視界が開けていて明るく開放感のある道。...しかし、この日そこそこ晴れてはいたものの、空は霞んでいて眺望の見通しはよくありませんでしたから、遠くまで見渡せた日ならまた印象も違ってきたかもしれません。

そうそう、道幅はゆったりしていて、これも開放感に繋がっています。...なんだか舗装前の整地中?って感じかな。「林道!」ってイメージは希薄だったような。


入ってすぐはやや鬱蒼と...でもこの感じはすぐにおしまい


開けたところはこんな感じ

路面は少々長めのコンクリート舗装が所々あって、他大部分...平らなところは小石&砂利の硬いダート。上り下りの勾配部分はこぶし大の石がゴロゴロのダートになっていて...石の粒が小さいと雨で流れてドロドロになってしまうので、ある程度重さのある大きめの石で路面を固めているような印象でした。が、もちろんこれは「あてずっぽ」です。...土のところはほとんど無かったと思いました。

勾配部の凸凹具合は先日の名栗湖で難儀した状況よりもまだマシかな?ただ大ダル線の石は割れて鋭利な断面が出たものが多く、パンクの心配がつきまといました。これはホント緊張します。なのでしっかり減速し、ラインを選んで慎重に前進。

上に書いたように景色も路面も単調なので、数キロ走った段階で早々に飽きてきました(汗)「どこまで続くんだろう?終点まだ〜?」...全く勝手なものです。かと言って引き返すのもしゃくですし。この日はツーリングマップルを忘れてきたので大ダル線がどんなだったかも分かりませんし。


大きな丸い石がゴロリ...ちょいと横を通りますよ

そう来たか!?
と、それは突然やって来ました。大ダル線は道がいきなり無くなるんですねー!

「え!?行き止まり?」

って感じ。行って引き返すピストンタイプ?の林道は(自分が知っているのは)登山道の入口にたどり着いて「終点」っぽい雰囲気があるのですが、この道は「忽然と道がなくなる」でした。これは新鮮でした(笑)

目の前の道が無くなって「ああ、ここで終わりだな」って視覚的には認識できているんですが、気持ち的には?「これって有りなの?道としてどうよ?」と、なんだか戸惑っているのが分かって可笑しかったです。


大ダル線終点...行き止まり部分

とにかく2号を停めて道の前に立ちはだかった?茂みに近づくと、山道なのか獣道なのか、何かが踏みしめた跡が山の中に続いています。登山道なら普通「○○山へ」とか道標があるはずですから、なんでしょうね?やはり獣道か?...そう言えば写真を撮ろうと山肌に登ったりすると鹿の足跡とフンが無数にあってビックリもしました。

ここで持参したイチゴキャンディーと水筒の紅茶で一休み。すぐ横には川が流れていて、エンジン音が消えて聞こえてくる様々な山の音に耳を傾けるのはなかなか気持ちの良いひとときだったなぁ。...笠取線で感じた怖さは全くありませんでしたしね。

帰路はリラックス
帰りは来た道を戻るだけですから、ワクワク感は薄れるものの「パンクは無しよ!」と気を付けつつリラックスして走りました。少しダート走行に慣れてきた?感もあり、多少荒れていてもペースを上げてみたり...と言っても30〜40km/hですが...コーナーではオフ車さんみたくイン側の足を投げ出してみたり。するとちょっと走りやすくて感激したり、とかそれなりに楽しみました。フラットダートはホント楽しいです。


やや大きめの石がゴロゴロ
画像ではガタガタぶりがイマイチ伝わりませんが
実際走るとけっこうタイヤを取られます


2号は木陰で一休み
ワタクシは休まずせっせと壁面を登って記念写真(笑)

大ダル線の終点でメーターを写真に撮って、入口に戻ってもう一枚。結果片道約7.8km、往復約16キロほどと出ました。

帰り着いた大ダル線入口ではオフ車さんが一人写真を撮っていたので軽く声を掛けると「大ダル線の途中に分岐があって?その付近にあるらしい集落に近づけないか、行ってみようかな?と思ってきました(笑)」ですって。あなたはwarabistさんですか?(笑)思わず着いていこうかと思いましたよ。

ここまで来たら
時間は1時半。「あれ?デリーベイさんに行けるかも?」...大急ぎで柳沢峠越えしデリーベイさんに(笑) 2時少し過ぎに着いてカシミール大盛り一杯。早く帰宅したかったのですぐにお店を出ました。

土曜ですから20号は混雑してそうで、再び柳沢峠から丹波渓谷、周遊ルートで。周遊ではニホンザルの群がいましたね。去年あたりから頻繁に出没するようになった気がします。特に今年はバイクを怖がっている様子があまり感じられず、道の真ん中に出ていたりするので、事故の原因にならないと良いのですが...。



今後は
と、この日は初めての「林道が目的のツーリング」でした。それでいきなり笠取線体験はインパクトありすぎましたけど、まぁ楽しめたかな。そして「出会いを大切にしたい」ワタクシは、笠取線/大ダル線の下調べをしないで訪れて、帰宅後、ネットに散らばる見知らぬ林道好きな人達の笠取線/大ダル線レポートを検索して追体験するのは、これは新たな楽しみになりました。

それと同時に今後も基本的には「ツーリング先で思いつきで林道に立ち寄る」パターンを楽しみたいな、とも思いました。

走行:29,759km
走行距離:235km
燃費:34km/L (325.4km/9.57L,122円/1L)...出発時の燃費
    ↑前回日川林道行きでエンジンの調子がイマイチだったのが燃費にも出ています...。


June 15, 2009

2号 林道を訪ねて 笠取線 大ダル線 その1【09林道 その3】


先日走った日川林道も楽しかった。...では次はどこに行きましょう♪

前は日川林道を進んだあと分岐点が現れて近いほうの湯ノ沢峠へ行ってみました。なので次に訪れたときは大菩薩方面を走ってみたい願望がフツフツ。そしたら13日土曜、おばあちゃんが子守りに来てくれて、これ幸いと2号で走りだした。

快調に周遊を抜け...だいぶ走りの感じが戻って...去年夏から始まった「迷い」が薄れてきて...過去の自分の走り方と、みかんさんが説いた走り方の妥協点?...な〜んて言うと「全然分かってない!」って言われるかもしれないけど(妄想)、とにかく自分の中では少々ですが、バランスが取れてきたことを感じます。

もちろん「まだまだ!」だけど、走ること自体が再び楽しくなってきました。と同時にこの先の難しさも見え隠れし始めたような。...まぁ楽しく行きましょう〜!



出発が予定より遅くなってしまい、せっかく訪れるなら余裕を持ちたいのもあって、途中でルートを再検討。大菩薩方面は潔く却下して、柳沢峠を越えずにまずは花魁淵手前にある「林道 泉水横手山線」を訪れてみました。...ツーリングマップルでは「泉水谷・横手山林道(ダート13.4km)」と名称が少し違っています...

ここは2年ほど前に一度迷い込んだ際、通行止めだった記憶でしたが、この日も残念ながらNGでした。通行止め表示があっても場所によってはバリケード?の脇が空いていて、入れたりもするんですが、ここは厳重な封鎖で断念。


林道 泉水横手山線はNGでした

次は...柳沢峠手前にある笠取線と大ダル線に行ってみよう〜!と前進。...ツーリングマップルでは「笠取林道」「大ダル林道」となっています...

林道 笠取線は初めて
大ダル線入口を通り過ぎてしまったので、その先の笠取線から先に行ってみることに。ここは一応通行止めのようでしたが、ハイカーさん達がゲート脇からどんどん入って行くので、2号も一緒に突入しちゃいました。

笠取線は、しばらく舗装路を走ったあとフラットダートがあったかな?とにかく取りたてて走りにくい所はありませんでした。どんどん登るとパッと視界が開けて上と下に別れる分岐点広場が登場。まずは下へGO!&ワクワク♪


未舗装路面もこんな感じでルネッサでも余裕でした

ブキミなんです
ここは不思議な場所でした。路面は基本的にコンクリート舗装されておりますが、荒れていたり、それが場所によっては道幅の2/3が陥没していたり、苔むしていたり、未舗装になったりいろいろ。全体に視界がけっこう開けていて山ツツジが点々と咲いて木の多い高原みたいな感じ。

路面状況はさておき、普通こんな開けた雰囲気なら気持ち良さそうなのにそれが無い...進入前のワクワク♪感は早々に血の気が退くような勢いで消えてゆきました。


全体にとっても明るいんですが...ブキミ

少し進むと分岐点、その先をまた進むと分岐点...全体に人の手が入った場所だけど、林道って感じではありません。林道だって人気が無い所なんていくらでもあるけれど、それとは違う人気の無さなんです...上手く言えませんけど...まるでここ一帯がゴーストタウンならぬゴースト高原?な雰囲気で、なんだか得も言われぬ不気味な空気感...。


道もいろいろ


苔むした舗装路も

分岐の多さと言い、まるで迷子になるのを誘っているようで、一人でウロチョロしているのがどんどん心細くなってきました...内心焦りつつ戻るような方向で走っていたら(それでも写真は撮る)、一番最初の大きな分岐点の上り口に偶然戻ってしまいました。これは本当にホッとしたなぁ。

しかし、懲りずに(あほ)上り口の先のさらなる分岐点から上にあがると、うわー!突然目の前になにかの施設を解体途中で放置したような廃墟が登場。ここもけっこう不気味です...。

この時はここが何だったか知らないので、水道局や電力会社の管理事務所?とか思ったものの、女性のハイヒールが落ちていたりでどうも管理事務所っぽくない...「何ココ?」...これでいよいよ本格的に不安になって、逃げるように笠取林道入口に戻りました。


忽然と現れた廃墟...ここも明るいのですが...

駄目押し?
無事に柳沢峠手前の入口に戻り、前で記念写真を撮ろうと...あらら?立て看板が一つうつ伏せに倒れていますよ...何が書いてあるのかな?通行止めの理由かな?と持ち上げると...去年だったかここ近辺で行方不明になった女性の顔写真付き情報求むの立て看板でした。そう言えばこの方は行方不明のままなんだよね...ぞぞぉ〜...。

帰宅後、笠取線で検索すると、驚いたことに心霊スポットで有名というレポートもありました。また、ゴースト高原は肌で感じたとおりバブル期のリゾート地帯だったとか、最後に見た廃墟はその宿泊施設だったとかetc...。

小心者のワタクシには心霊スポット趣味...どころか霊とかホラーとか血とか、猛烈にこの手の物が苦手なので、事前に知っていれば絶対に近づかなかったはず...知らぬが仏です(汗)


笠取線入口に戻って気が付いた対面路肩に立っていた「深静峡」の案内板は
先ほど迷い込んだゴースト高原/リゾート廃墟のことだったようです
...手元の'04年版ツーリングマップルでは「森泉郷」となっています

ワタクシ霊感ゼロの鈍感体質にも関わらずあの場所の雰囲気が怖かったのは、気のせいだけではなかったのか...と思ったりも。でもソロでなくて仲間と一緒だったらずいぶん印象も違っていたかもしれませんね。

楽しみいろいろ
林道好きオフ車な人達は、さらに奥に続く獣道のような林道を進み、その先にあるフォードのボンネットトラックを見に行ったりとか楽しみがあるようでした。...ルネッサではたぶん無理だなぁ...それにもうココには行きたくないです(涙)

ところで、笠取線入口から一緒に入ったハイカーさん達は、深静峡手前にある三窪高原のレンゲツツジ群生地見物に訪れていたようです。...これも後で調べて判明...三窪高原へは徒歩でしか行けませんが、こっちも見に行けばよかった。



「出会いを大切にしたい」ワタクシ(笑) は事前調査無しの気まぐれで、知らない道アタック?の「この先いったいどうなってるの!?ワクワク♪」感を楽しむことを重要視しています。んが、今回の笠取線での体験は、これを再考させるインパクト?がありましたです...。

ちなみに山梨県の林道情報は「山梨の林道事典」さんが参考になりました。でも楽しみはまだ先に!と笠取線しか見ていない意固地?なワタクシ(笑)