September 14, 2007
ゼルビス Fキャリパー掃除とブレーキフルード交換【０７ゼルビス】【０７メンテ】
夏前あたりから気になり始めたFブレーキの嫌な感触。taka02さんと山梨カレーツーリングしたときは最悪で、ブレーキをかけるのがいやで仕方なかった。ちなみに嫌な感触とは...ブレーキング...ブレーキレバーを引く
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引き初期、あまり抵抗感なくすぅっと動き、引いているのに効きがリニアに立ち上がらず一瞬空走する感じ
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引き中期、レバーに急に抵抗感が出て、効きも急に立ち上がってくる
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引き後期、レバーに「ググググ」と断続的な抵抗感が出て、期待通りに「グッ」と効いてこないうえに効きの微妙な変化がレバーに伝わってこない
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ブレーキリリース時パッドがディスクからスッと離れない感触
...効きが急に立ち上がるが奥でしっかり効かないうえ、ブレーキフィールにムラがあり、コントロール性に劣る＝とても使いにくいブレーキ。って感じだろうか。乗っていて全然楽しくないし、怖い。午前中時間ができたので早速メンテナンス開始。
まずキャリパー掃除＆ピストン揉み出し作業。ピストンは汚いし、ピストンスライド面に微細な固着物が多数あり。クリーニングするが完全に綺麗にならない。少々妥協。ピストンの動きは当然？悪かったが、クリーニング後スムーズになった。各部グリスアップなどして組み付け。
その場でブレーキフィールの確認。メンテ前よりマシだが「ググググ」が消えていない。
掃除前：出土品？って状態でした
続いてブレーキフルード交換に移る。ブレーキフルードの劣化具合は...3日徹夜後のオシッコ、って程でなくやや濃くなっている程度？しかし、水分を吸っているのか、若干濁ったように見える。透明度がやや低いと言うのか。何度もレバーストロークを繰り返し20分ほどで入れ替え完了。
再びその場でブレーキフィールの確認。うん、動きも感触もスムーズ！
交換前：なんだか濁っていた...
郵便局へのお使いついでの試走に出る。の前にせっかくだから、プチメンテ。ブレーキ、クラッチレバー各可動部に潤滑スプレーを吹き、前後サスストローク部も潤滑。チェーンルブをスプレーし、空気圧チェック。やっぱりゼルビスも空気圧が低かった。F標準2.0が1.75になっていた。0.2下がると、特に下りのタイトコーナーでハンドリングの変化が体感できる。山梨の時ハンドリングに少々違和感を感じていたのは気のせいではなかったのだ。今回ももっと早く対処するべきことが多かった。反省。ざっと水拭きして軽くワックス掛け。
さて走り出す。メガネも戻り、違和感なくスムーズに走るゼルビス。ブレーキフィールに淀みがない。くぅ〜気持ちいい！
ちなみに前回のブレーキメンテは
マスターOHとブレーキフルード交換が去年'06年5月。1年半/走行約4000kmぶり。
Fキャリパー掃除は'04年5月以来だから実に3年半/6000kmぶり...(大汗)
ブレーキフルード劣化がブレーキフィールに及ぼす悪影響を強く感じた今回のメンテ作業だった。
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