April 20, 2008
1号 雨の周遊でタイヤの皮むき【０８周遊】
タイヤ交換は府中の専門店で。天気予報では晴れ間違いなしの日曜日に予約を入れた。2号のタイヤ交換時、予報は晴れなのにザンザンに降られて、あの時は本当に意気消沈しまくりだった。同じ気持ちを味わいたくないから、予報がバッチリの日を選んだ。なのに降られた...ショックだったなぁ。
ショップに向かう往路、周遊をひとっ走りして檜原街道を下り府中へ。帰路は再び檜原街道から周遊に入り、摩耗タイヤと新品タイヤの違いを確認すること。同じ日に比較できれば鈍感ひろしまにも少しは違いがわかるかも？そして皮むきを一気に終わらせてしまうことが目的だった。それと往路はレイダウンキットを外したあとの感触を確かめる課題もあった。
周遊に入り川野を2往復。昨日感じたリア周りの剛性感には慣れてしまったのか、感激するほどでもないかな(正確には元に戻ったわけだし)...でもそれなりに小僧区間の減速帯は以前より良い感じ。月夜見第二前後の減速帯は相変わらず苦手。これ以外は全体的に少し走りやすくなった気がした。
都民の森で一休みしてそろそろ周遊を離れようか、と言う頃パラパラと降り始めた。檜原街道では甲武トンネル方面分岐点を過ぎるとコーナーの多くが山からの水が川のようになって濡れていて、慎重に走る。小雨は降り続く。憂鬱。幸い府中に入ると雨が止んだ。このまま降りませんように！
タイヤ交換を終え走り出す。新品タイヤを入れた直後に感じるサスの動きがよくなったような感覚があってニヤニヤ。しかし、そこは新品タイヤ。バンクさせると若干ヌルっと滑るのがコワイ。なのに...再び周遊を目指し、檜原街道に入る手前で、また降り出した...。今度は雨足が強い。雨宿りしカッパを着込む。
檜原街道は完全ウエット。雨に降られ急ぎ下山するバイク達多数とすれ違う。どうしてタイヤ交換の時に予報が外れるのだろう？クヨクヨ＆イライラ。でもね、きっと晴れるよ。とか半ばやけっぱちで新品タイヤ1号を周遊に向ける。皮むきは無理かしらん...。昨日掃除したばかりなのに...。
周遊もウエットでガラガラ。当然。でもでも川野方面はもしかして？...諦めがつかない。やけっぱち継続でとにかく前進。とは言え走りはあくまで冷静に。「新品タイヤ新品タイヤ」と呪文を唱え走る。川野着と同時にあれ？雨止んだ？遠くの空には青空がちょっぴり顔を出している。「...しばらく居たら絶対路面乾くな...」根拠無き確信。
一度周遊を出て、そば屋3軒連なる駐車場で一休みと桜記念写真。うん雨はもうなさそう！さっきまでの憂鬱＆やけっぱちがどんどん薄らぐ。朝昼抜きを思い出し急な空腹感。陣屋は早閉店。まだ食べたことのない隣の「矢久亭」で手打ちそば(もりそば/650円)をいただく。めんつゆが甘い！けど、そば湯がついて満足。
午後4時、陣屋はすでに閉店してた
矢久亭の手打ちそば(もりそば/650円)
再び周遊入り。雨の気配は無し。川野を往復するたびにどんどん路面が乾いてゆく。こりゃすごい。セミウエットと新品タイヤのグリップを相談しながら徐々にペースが上がる。結局リアのエッジのヒゲは取れなかったけど、それなりに楽しめたので、満足して帰路に。
この時、突如皮むき完了の感触が尻に届いた。このなんという安心感！ラインの自由度が上がって、まるで1号が手の内にあるよう。アクセルが早めに開けられるからトラクションがよくかかる。これですよ、これ！速度計を見るとペースは以前と変わらないが、でもすごい充実感、悦楽感。檜原街道の下りが面白い面白い！なんて随分久しぶりの感覚。まともなタイヤを履いたバイクは、こんなにも楽しかったっけ？後悔と喜びが渦巻く。
これまでカーカスが出るまで摩耗させた、ミシュラン・マカダム50、メッツラー・レーザテック、そしてブリヂストンBT45の3種。それぞれ限界？摩耗タイヤはどんなハンドリングになるのだろう？なんて(金欠もあって...)使ってきたけど、そんなオバカもこれでおしまい。今後は早めに交換することを誓うのでした。
さぁ次はFフォークのOHだ〜。...それと掃除...。
走行：33,093km (+52,000km)
燃費：30.7km/L (231.9km/7.55L,124円/1L)
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