June 16, 2007

1号 スタッドボルト修理の旅【０７メンテ】　

6月5日に突如不幸は訪れた。5月13日の周遊での不祥事に続いて今度は前バンクシリンダーのスタッドボルトが折れた。まさに泣きっ面にハチ。当然？ボルトはシリンダー奥で折れていて抜き取りは容易でない。ヘッド外し必至の後バンクでなかったのがせめてもの救いか...。まずは近所のバイク屋に相談するも、現物を見てもらってうちでは×とあっけなくサジを投げられた。頼みの綱は遠く実家の先の野田ヤマハさん。電話とメールに添付画像で状況を説明した結果「なんとかなるでしょう」となって、11〜12日の2日間を使って詣でてきた。

スタッドボルト1本で固定？されているエキパイ。走れば振動でカラカラ騒々しいし、残った1本のナットはどんどん緩み、するとシリンダーとエキパイの隙間が広がって2次エアを吸いアフターファイヤー炸裂。このままでは100kmの行程は不安＆迷惑。午前4時薄暗い中、出掛けに折れた側のエキパイフランジ穴に針金を通し、それを引っ張ってシリンダーに固定し出発した。走行を続けると残った1本のナットが徐々に緩みアフターファイヤーが酷くなるので道中ナットを何度も増締めしながら、マッタリと走り午前8時半ごろ無事に実家着。小金井あたりで雨が降り始め、あとはずっと雨中走行にはまいった...。野田ヤマハさん営業開始を待ちがてら実家でドロドロになった1号を掃除。雨が上がったのを見計らって訪問すると、いきなり修理が始まった。まな板の鯉となった1号。修理が成功しますように！

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エキパイを外し、折れた6mmスタッドボルトセンターにポンチでドリル用のマーキング。細いドリルから始まって3種類ほど使って穴開けし、逆タップ？を切る工具で新しいネジ山を作り作業完了。この間30分もかからなかったのではなかろうか？無事1号は復活を遂げた。ありがたや！他のスタッドボルトも念のため交換と思っていたが「面倒」の一言で却下。特に後バンクシリンダーのスタッドボルトはエンジン降ろすかヘッドを外さないと無理、と言われた。何という整備性の悪さ...か？何かの機会(エンジンOH？)に交換するのがいいようだ。それまでスタッドもつかなぁ...。

ついでに前回のスポーク組みでセンターの出ていなかったホイールのセンター出し作業をしてもらう。これで右側サイドの極端な減りは無くなるだろう。

Posted by renaissa at 22:14:55 | from category: ルネッサ メンテナンス | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
Comments

ハル:

おじゃまします！
僕のSRVもフロントの右側サイドが一番減りが早いんですよ、ホイールのセンター出し、バイク屋さんに相談してみようかな。
(June 27, 2007 06:50:27)

renaissa:

ハルさん、いらっしゃいませ〜。
ひとまず簡単にフロントのセンターを見るなら、車体を真っ直ぐにしてフロントフェンダーとタイヤのセンターが目視で合っているかどうかでだいたい分かると思います。正確な計測でしたらリムの側面とアウターチューブの隙間を左右計り比較するのがいいかもしれません。

タイヤショップやスポーク専門ショップにフロントタイヤ右サイドが多めに減る原因を確認したところ、路面の排水のため路肩側(左側)に傾いているからだそうで、普通のことだそうです。ただうちの1号の場合は左右の差があまりに極端でした。正面から見ると恐ろしいほどにずれていので、これが大きな原因だったようです。
(June 27, 2007 16:15:43)

renaissa:

うわ、ぼくのHNってrenaissaになっちゃうのか...ちょっと恥ずかしい...。
(June 27, 2007 16:18:04)
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