July 02, 2007
Fジャッキアップとフォークキャップ脱着注意点の覚え書き【０７メンテ】
ルネッサのF周り弄り...フォークオイル交換でフォーク丸ごと脱着や、フォークの油面調整、スプリング交換などの作業の時に行うフロントのジャッキアップ手順および注意点の覚え書き。１、レーシングスタンドで車体を真っ直ぐに立てる。
２、セルモーター前に横一文字にブリッジしているフレームを
フロアジャッキのアームが持ち上げるようジャッキを設置。
この際アームのお皿がフレームのセンターに来るようにする。
ジャッキの下には安定用の木片を敷いておく。
３、ジャッキアームを徐々に上げてゆきアームがフレームに
かかる位置を確認する。フレームにアームがかかる手前で
フレームを傷つけない為の厚手のタオルをアームのお皿に
乗せてからFタイヤが浮くまでアームを上げる。
以上。
画像はタオルを挟む直前
上記の状態で車体は直立し安定しているから作業しやすい。フォーク脱着以外にステム周りのメンテもこれで大丈夫と思う。フォークオイルの油面調整はこの状態でフォークキャップを外しスプリングを抜いて一度ジャッキを落とす。これでFがフルボトムまで沈み、フォークオイルの増減を行いメジャーで油面計測を行う。
注意点：
フォークオイル交換時などフォークキャップ(レンチは19mm)を外す時はジャッキアップする前に、まずキャップを若干緩めておく。それからFをジャッキアップし、Fフォークが伸びきった状態でキャップを押しつけながら外す。これを守らずFをジャッキアップする前にキャップを外すのは×。Fサスに車重が乗ったまま＝スプリングに車重分のテンションが掛かっており、そのまま外すとテンションの掛かったスプリングの反発力でキャップやインナーカラーがすごい勢いで飛び出す。キャップが顔に当たれば危険だし、パーツ紛失の可能性も高いから注意。←経験談(汗)
フォークキャップ締め付けは、Fをジャッキアップしスプリングのテンションが最小状態で組み付け、それからFを落として本締めを行う。
またキャップ締め込み時には、スプリングのテンションに逆らってグッと押しつけながらになる。この時キャップが正しく真っ直ぐにインナーチューブにはまっているか要チェック。キャップはインナーチューブより柔らかいアルミ製なので、斜めのままキャップネジ山を潰しながら締め込んでしまう可能性があり注意が必要。
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