solo touring

June 30, 2007

1号 Fイニシャル＋1mm 甲武トンネル前【０７サス】

今日(29日)の仕様はFイニシャル変更のみ

・イニシャル：ワッシャ＋1mm
以下前回と同じ
・スプリング：WPプロラインTDR用
・オイル：モチュール LIGHT MEDUIM 7.5W
・油面：110mm
・Rサス伸び側減衰：4戻し

30分！と甲武トンネル前1往復の印象は...

全体的にイニシャル無しと＋2mmとの間位。どちらかというとイニシャル無しにやや寄った傾向に感じられた。あと0.5mmプラスしても...ってオレにそんな些細な変化が感じ取れるのか？疑心暗鬼。

取りあえずイニシャルは＋1mmに固定して、次回は少々油面変更してみよう。まずはやりやすい油面アップ。5mm位からか？

今回はなかなか楽しく走れた。ABSOオイルの時のような、サスにお伺いを立てながら恐る恐る走るのではなく、サスと対話しながら走る...？？うまく言えないが、以前に比べれば走ることに集中できた気がする。こうなると1号は(速くはないが)俄然面白い。次回油面アップが楽しみだ。

そうそう、前日のキャリパー掃除後のブレーキフィールはどうだったか？走るのに夢中でブレーキのみに気を付けていなかったが...レバー引き初め、効きが立ち上がってくるフィーリングがリニアになった。これは確実に感じられた。

走行：28,123km

03:10:03 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

June 29, 2007

1号 Fキャリパーメンテとブレーキフルード交換作業覚え書き【０７メンテ】

前回のFキャリパー・ピストン揉み出しメンテは去年10月、走行23,076km時。8ヶ月ぶり、6,000kmぶりとなる。そしてFブレーキフルード交換は、実に11ヶ月ぶり、10,000kmぶり...気が付けばずいぶん月日が経っていた...いかんいかん。

前回はパッド交換のついで？にキャリパー掃除とピストン揉み出しをした。Fパッドはほとんど減らないからキャリパーピストンの露出量は2mm以下。汚れもあまり目立たなかった。しか～し...パッドを外しブレーキレバーをストロークさせてみると、4つのピストンの2つがほとんど動かない...。6000kmの間に確実に動きが悪くなってきていたのだ。

キャリパー掃除＆ピストン揉み出し：
お湯を沸かし、70～80℃ほどのお湯を張ったボールをキャリパーが浸かる高さにセット。お湯の中で使い古しの歯ブラシを使いキャリパーや露出しているキャリパーピストン側面をゴシゴシ洗うと、ブレーキダストなど汚れがキレイさっぱり落ちる。お湯なら中性洗剤はいらない。できればコンプレッサーでエアを吹いて余分なお湯を吹き飛ばせれば作業も早いが、そんな設備はない。幸いお湯は蒸発が早いから、綺麗なタオルで拭きながらキャリパー乾燥を待つ。

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ブレーキフルードタンクの蓋を開け、濡れ雑巾で周囲をグルリ一巻きしておく。ブレーキレバーストロークやピストン押し戻しによる、タンクから万が一のブレーキフルード逆噴射を受け止める為だ。そうしてブレーキレバーをストロークさせて、4つのピストンの動き具合を確認する。良く動くピストンが2つ。ほとんど動かないピストンが2つ。

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右上と左下ピストンが出てこない

まず動かないピストンのクリーニング開始。指先で動くほうのピストンを押さえておき、ブレーキレバーをストロークさせて動かないピストンを迫り出させる...しかしピクピク動いているものの出てこない。ここでピストンを動かすツールを使い、モミながらピストンを少し引きだし、シリコングリスと歯ブラシでピストン側面をクリーニング。死角部分があるので、ピストンツールでピストンを回転させて死角部分もクリーニング。余分な汚れたシリコンオイルをふき取り、一度ピストンを沈め、他ピストンを押さえておき再びレバーストロークで、固着ピストンを押し出す。ピストンを迫り出す量を少づつ増やしながら(ピストンがスポッと抜けてしまわないよう要注意)、固着していたピストンの動きがある程度スムーズになるまでこの作業を繰り返す。もう一つの固着ピストンにも同じ作業。

残った動くピストン2つもクリーニングし終えたところで4つのピストンを全て押し戻し、レバーストロークでそれぞれの動きを確認。ピストン4つの動きが概ね揃ってクリーニング作業完了。パッドピンもクリーニングしパッドを組み付け、キャリパーをアウターに組み付け、今回のキャリパー掃除が完了。

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完全には揃わない...。

ブレーキフルード交換：
マスターのフルードタンクのキャップとダイヤフラムを外したままにしておく。キャリパーのブリードスクリューのゴムキャップを外し、11mmのメガネレンチ(ブレンボは何故か11mm。ノーマルは10mmだったかな？)をかませてからフルード吸い出しホースをブリードスクリューに差し込み＆容器を接続する。容器はあらかじめ手で押しつぶして負圧を掛けた状態？でセットする。これでフルードを吸い出してくれる。

交換作業開始。ブレーキレバーをストロークさせ握った状態でブリードスクリューにかけたメガネレンチを緩めるとブリードスクリューから吸い出しホース内に勢いよく赤茶色の古いフルードが出、ブレーキレバーがすっと脱力しグリップに付く。レバーはそのまま、ここで11mmレンチを締め付ける。再びレバーに抵抗が出るまでストロークを繰り返し、抵抗が出たらレバーを握ったままレンチでブリードスクリューを緩めると古いフルードが出て...。マスターのフルードタンク内のフルード量に注意しながら、この作業を繰り返す。タンク内のフルードが減ってきたら新しいフルードをタンクに継ぎ足し、また上記の作業を繰り返しす。タンク内のフルードを吸いきってしまうとエアを噛んでしまう＝エア抜き作業の手間が増えて大変！なのでフルード量のチェックは確実に。

以上の作業を繰り返し、ブリードスクリューから出るフルードの色が新しいフルードの色になったらフルード交換完了。ブリードスクリューからホースとレンチを外す。ここでフルードが多少漏れるので、濡れ雑巾で補助しておき、外し後、周囲をキレイに拭き取り付着フルードが残らないようにする。ブリードスクリューの中にも若干フルードが残っているからティッシュでこよりを作り、吸い取ってからゴムキャップをする。

マスターのフルードタンク内のフルード量を適正にして、ダイヤフラムをはめ、キャップをする。最後にブレーキレバーに抵抗が出るまでストロークさせて、フルード交換作業終了。

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新旧フルード比較。右の褐色は元々左の色だった...。

久しぶりの作業なので、のんびり行って2時間ほどか。固着したピストンの揉み出しに多くの時間がかかった。こんな時ノーマルの片押し2potキャリパーは作業が楽でいい。あいにく今日は試走時間がないので、フィーリングチェックは後日。

走行：28,090km

00:06:32 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

2号ツタヤでTRXさんと立ち話【０７ルネイロイロ】

28日。仕事の資料探しとバイク雑誌チェックにと本屋に向け2号を出した。近所の本屋＝町の小さな個人書店ではマイナー趣味？なバイク雑誌を扱っていないので、峠を二つほど超えて往復50km、街の本屋・ツタヤに出向く。

このところ1号ばかり乗っていたせいもあるのだろう。まぁ2号の乗りやすいこと！1号弄りはやめちゃって、もう2号だけでいいんじゃないか？こんなことばかりが頭をよぎる。とにかく楽しく走って本屋さん着。

いくつかバイク雑誌を立ち読みし、脳内にたっぷりとあれこれ情報、欲望、妄想を充填。書店を出て2号に近づくと、そこに赤いTRX850がやって来た。今は珍しいTRX。好きなバイクだ。オーナーさんがメットを取ってこちらを見るタイミングで「いいですね～」って言ったら同じタイミングでTRXさんもルネッサを見て「いいですね～」って図らずも「いいですね～」がハモっちゃった！お互い顔を見合わせて笑っちゃった。

これをきっかけに駐輪場で立ち話が始まる。TRXのこと、サーキット走行のこと、現行リッターSSと600SSにこと、バイク屋のこと、ルネッサのこと。話は尽きない。が、早30分、そろそろ帰る時間だ。お礼を言ってルネッサにキーを差し...ここでふと思い立ち「ルネッサに乗ってみますか？」と勧めると嬉しそうに二つ返事が返ってきた。TRXさんにルネッサを渡し試乗してもらう。TRX試乗を勧められたがさすがにこれは丁寧にお断りした。...ちょっと悔しかったな。

本屋の周りをくるりと1周してTRXさん＆2号が戻る。え？もういいの？もっと乗っていいのに～...出迎え。「乗りやすい！身体の何処も痛くならない(笑)。通勤に1台欲しいかも。リュック背負ってツーリングに行きたくなりますね」なんて嬉しそうにコメントをくれた。

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楽しいひとときだった。薄暗くなった峠道を2号で快走し、うれしさついでに、思わず地元のコンビニで小さなビール缶とお気に入りのおつまみ「ミミガー」を仕入れちゃう。バイクっていいなぁ。家族が寝静まったあと、チビチビ楽しもうっと。

走行：15,970km

00:01:49 | renaissa | comments(2) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

June 28, 2007

1号 Fイニシャル＋2mm 甲武トンネル前【０７サス】

今日(28日)の仕様はFのイニシャル変更のみ

・イニシャル：ワッシャ＋2mm
以下前日と同じ
・スプリング：WPプロラインTDR用
・オイル：モチュール LIGHT MEDUIM 7.5W
・油面：110mm
・Rサス伸び側減衰：4戻し

40分ほど時間を作って、甲武トンネル前1往復の印象は...

・Fの初期のコツコツ＆ビクンがちょっと増えた。やや突っ張り気味？
・加重に対するFの反応が早くなり若干シャープな旋回/動き
・が、その分？路面の荒れにはやや神経質。
・深いバンクで路面の轍を通過するときのFの揺らぎは想像以上に落ち着いた。
・甲武トンネル前の大きな減速帯は登り下りとも前日同様、なかなか良い。
　昨日との大きな違いはわからなかった。
　スピードが出てしまう下りは登りに比べ暴れやすいのは仕方ないのか？
・ほ～～んの少しFの接地感が薄まった気がする。微妙に跳ねるせいか？

と一長一短な感じ。イニシャルを掛けることでスプリング初期の遊び分？余裕分？が縮みそこの動きがキャンセルされる。その分スプリングが即座に動くことでFの反応がシャープになったものの、やや神経質さが表面化した。という状態か。もちろん勝手な想像。

一般路上を走るなら若干緩めな反応なものの、初期の動きにやや幅？ワンテンポ？持たせたイニシャル無しが無難な気がするのだがどうだろう...。試しに次回はイニシャルを＋1mmにして試走予定。

それにしても、1号の旋回性はバンク角に頼り過ぎている気がする(今さらだけど)。前後硬いサスによりメーカーの狙ったルネッサ本来の姿勢変化？が起こりにくく...ルネッサの場合少ない加重/入力で姿勢変化が起こりやすい...その分をバンク角で稼いで？誤魔化している？印象だ。かなぁ？

いつまでたっても？？？だらけだ。

夕方、イニシャル＋1mmに変更作業のみ行った。

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走行：28,090km

00:39:55 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

J.A.ミッチェルトランスクリプターのベルト情報【トランスクリプターのこと２】

先日、現在MICHELL ENGINEERING(ミッチェル・エンジニアリング/旧J.A.ミッチェル・エンジニアリング)のターンテーブルを輸入している「東志株式会社」に、件のトランスクリプター用ドライブベルトの問い合わせをした。すると現地メーカーに確認し、数日中に解答を連絡します。とありがたい対応をいただき、ソワソワ長い長い数日間を過ごした。そして26日、待ちに待った解答が来た。

結果は...ベルトは在庫あり輸入も可！ついでに確認したレコード盤を乗せる分銅？のラバーもOKとのこと。思わず脳内で「やったー！」と飛び上がった。で肝心？のお値段は？ドラムの連打をBGMに恐る恐る伺うと...内心先走ってベルト1本1万えんえんえん...とエコーがかかったが、先方から出てきた数字は...現在のレートで

・ドライブベルト 3,600円
・レコードの受けラバーセット1台分 2,300円　いずれも税抜き

うへー！←？　脳内でくす玉がパンパカパーンなんて開いたあげく、思わず「大人買しちゃうよ！ベ、ベルトご、5本ください！」なんて錯乱しそうなほど意外な数字だった。トランスクリプター購入の10年前、当時の輸入元RFで取り寄せたベルトは1本4,000円だった。今回はその10年後＆海外から取り寄せ...を考えたら、この結果に驚くのも当たり前だろう～とヒトリゴチ。入荷は次の船便に紛れ込ますので1～2か月かかるとのことだが、ハイハイどうぞよろしくお願いいたします。です。

それにしてもトランスクリプターは多分1970年代の誕生だから30年物には間違いない。それの補修パーツがまだ入手できるとは...さすがヨーロッパ、さすが、イギリス。恐れ入った。

ちなみにトランスクリプターのベルトは、ベルトドライブターンテーブルでは定番の平ゴムではなく、断面が円形をした独自の物。これがメーカー欠品になると、いよいよ路頭に迷っちゃうのだろうか？平ゴムなら社外メーカーが長さ幅各種取りそろえており、それほど心配もいらないのだが...。これが心配で予備に1本余計にってのはどうなんでしょうね？...と担当さんに伺うと予備として保管しても経年劣化が少なからずあるので、今のがダメになったら、その時新品を購入がよろしいのでは、だそうだ。5年後、10年後、日本に輸入元があるだろうか？メーカーも生き残っているのだろうか？　仮に入手手段が無くなった場合、例えば日本のマイクロでは、長さを適宜調整できる糸ドライブも採用していたから、これに習ってトランスクリプターを糸ドライブするのは可能だろうか？と思ったりもした。

とにかく、トランスクリプターでのレコード再生に光明が見えたのが嬉しい！

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...現在、東志株式会社が扱っているM.Eのアナログプレーヤー＆ターンテーブル4種。この中の「Gyro Dec」は自分がオーディオにハマっていた頃日本に初登場した製品。当時はプラッター(ターンテーブルのレコード盤を乗せる回転部)もシルバーの金属製で、それはそれは美しかった。...深夜仕事から戻り、若干照明を落とした部屋の中でキラキラ瞬きながら回るプラッター。音楽ではなくて、このターンテーブルに見とれちゃいそう...なんて妄想してたっけ。

…

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00:24:18 | renaissa | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

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